~ 備前焼の宝瓶 ~
この宝瓶は作家さんが自分のために作ったもの。
もう30年も昔のこと
陶房を訪れた時に、この宝瓶で自分でお茶を淹れて使っておられた。
それは、いかにも手びねりらしく、ぽってりとしていて温かみがあった。
もう、初めから私の胸にズキューンと来ていたその魅力は、
話している間中胸の中で増幅していった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/a6/baecda6783b7acbe94b38bfc998026ae.jpg)
そして、とうとう我慢の限界を迎え
この宝瓶の魅力がどれほど私を虜にしたかを、一生懸命に訴えて
どうか私に譲って下さいとお願いしたのである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/1d/9a00c6ce42fefcbb8c9280413fe8297c.jpg)
そして、私の熱烈アピールが届いて譲って下さることになった。
越後美人さんには参ったなあ、、いいですよ、お譲りしましょう、と。
冒頭の画像は実物大で、手の中にすっぽりと収まる可愛らしさ。
この宝瓶を自分のためだけに手元に置いてお茶を淹れる、、
これが私のささやかで豊かな気分の源になっている。
こんな気分にさせてくれるものは、一生の内にそうそうあるものではない。
せいぜい80年やそこらの人生、心に響いたものは手に入れないと勿体無い。
ものは言ってみるものだ。
要は、心が通じることが大事なのである。
この宝瓶は作家さんが自分のために作ったもの。
もう30年も昔のこと
陶房を訪れた時に、この宝瓶で自分でお茶を淹れて使っておられた。
それは、いかにも手びねりらしく、ぽってりとしていて温かみがあった。
もう、初めから私の胸にズキューンと来ていたその魅力は、
話している間中胸の中で増幅していった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/a6/baecda6783b7acbe94b38bfc998026ae.jpg)
そして、とうとう我慢の限界を迎え
この宝瓶の魅力がどれほど私を虜にしたかを、一生懸命に訴えて
どうか私に譲って下さいとお願いしたのである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/1d/9a00c6ce42fefcbb8c9280413fe8297c.jpg)
そして、私の熱烈アピールが届いて譲って下さることになった。
越後美人さんには参ったなあ、、いいですよ、お譲りしましょう、と。
冒頭の画像は実物大で、手の中にすっぽりと収まる可愛らしさ。
この宝瓶を自分のためだけに手元に置いてお茶を淹れる、、
これが私のささやかで豊かな気分の源になっている。
こんな気分にさせてくれるものは、一生の内にそうそうあるものではない。
せいぜい80年やそこらの人生、心に響いたものは手に入れないと勿体無い。
ものは言ってみるものだ。
要は、心が通じることが大事なのである。