私的美遊空間

美しく愛しいものたちへのつぶやき

「賢い子に育てる究極のコツ」は、高齢者の脳にもプラスになる

2016年07月27日 | 思うこと

この本は、
子供たちがみな成人した我が家には、もう手遅れで、縁がなさそうだったが、
意外や意外!
読み進んでいくと、成長段階の子供だけでなく、
高齢者にも役立つ本だということが分かった。

* * *

特別な教育を受けなくても、どんどん自分の力で伸びていく、
勉強が出来るだけではなく発想力も豊かで、素直で努力家で、
自分の夢に向かって着実に歩んでいる。

友達もたくさんいて、毎日を楽しそうに過ごしていて、
長い目で見ると就職活動でも自分の望みの業界や会社に入って活躍している。

著者がこの本を執筆するに至ったのは、こういった 「ぐんぐん伸びる子」 の条件が
最新の研究から少しずつ見えてきたからであり、
そのコツ (エッセンス)を伝えたいということだった。

* * *

いったい
どうしたらそんな子供が育つんだろう。
詳しくは著書を読んで頂かなくてならないが、その項目を五つ紹介すると、

① 脳レベルで子供を賢くする方法ー
② 脳の仕組みと才能の伸ばし方ーー
③ 効果的な親の働きかけーーーーー
④ どんどん知識を吸収出来る学習法
⑤ 生き生きと輝く生活習慣ーーーー
・・・など

この中で親がしてあげる大事なこととして、
「好奇心の種をまき」 「背中を押してあげる」 こと。
「海馬を大きく健やかに育てる」 こと。
が挙げられていた。

このことは、子供だけでなく高齢者の脳を委縮から防ぎ、
生き生きと保つためにも役立つことだと付記されていた。

大雑把にまとめると、好奇心を持って積極的に行動し、
睡眠や食事をきちんととるなど、良い生活習慣を守ることで、
脳へのストレスを減らし、海馬を大きく保つことは、
子供の成長にだけでなく、高齢者の脳を健康に保つことにも
大きく役立つということなのである。

ここで、特筆したいのは、
これらの事柄への具体的な方法は、小数のデーターや感覚からの概念ではなく
膨大な脳画像を用いて、世界最新の脳研究から科学的に導き出されたものなのだ、
ということである。


詳しく、正確には著書をご覧下さい。

コメント (8)
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