ELFじ~さんのほっつきある記(キャンピングカー アラモのたび)

アラモで走る無計画のたびと車中泊。たび先で温泉を楽しみ、ちょっと山登りと自転車。あとは快適化、ときどきじ~さんの日常。

杵築めぐり

2013年05月25日 | 2013/5 九州に初の遠出
 今朝は早く目が覚めたので昨日の記録を書いていたが、明るくなったので車の外に出た。昨夜の自転車旅の青年はもう出発していた。8時ごろ昨日追い出された海浜公園の駐車場の入り口が開いたので、道の駅の営業の邪魔にならないようにそちらに移った。 公園の海岸の遊歩道を防波堤の突端まで出ようと歩き出した。しばらく歩くと目の前に見えていた姫島が海からのガスで見えなくなってきた。途中で立ち止まってしばらく姫島を見て昔のことを思い出していた。
 車に戻って給水をしていると軽1BOXの内部を改造してキャンパー仕様にしている中年の人が話しかけてきた。その人は相当長期にその車で移動して暮らしているそうだ。そうなるとまさに放浪というジャンルか。それからいくとこちらはさしずめ大名旅行に見えるだろう。 自分はしばらくして出発したが、しばし手を振りあって別れた。
 そのまま国道213号線を南下して道の駅くにさき に立ち寄った。朝食を買い求めようと思ったのだが、パンや惣菜の類は何もなかった。目についたのは、厚さ4センチ位の油揚で店の人の話では焼いて食べると酒のアテにでも、ご飯のおかずにも美味しいそうだ。ここで買って帰る訳にもいかないので、隣においてあった木綿豆腐を買って朝食代りにクルマで食べた。これが豆のエキスがぎゅっと詰まった濃い味がして、大変美味しかった。
 朝食もそこそこに今日の見所、杵築に向かう。
  ここは北台武家屋敷、坂を下ってまた向こうに登って行ったところが南台武家屋敷。下の低いところが商人町という住区分だそうだ。身分上下という建前もあるだろうが、商人は商売、物流のためにも低いところが合理性がある。

  北台武家屋敷の道と土塀。道が広い。 家老の屋敷だそうだ。何となくこじんまりした感じだ。
 
次は城下町お決まりの杵築城。 しかしお勧めは城の入り口の所の庭にあった。 石造物公園と言っては何の面白味もないが、市内あちこちにあった石造の塔や石仏などを寄付を受けてここに設置している。古いものは室町期とあった。
   
 この後、湯布院温泉まで山を上がった。このクルマでは登りが辛い、下りのカーブもスピードに気を使う。ドライブを楽しむという気分にはなれない。これまでの乗用車の感覚は忘れよう。 湯布院で立ち寄り湯につかった。ゆっくりお湯を楽しもうと思ったが、熱い! 真赤になってでてきた。
 泊まりは道の駅ゆふいん 。今日は土曜日でもあり、駐車場はいっぱいで、お客さんも多い。とりあえず停めて駐車場を一回りしたが、なかなか平らな場所がない。1箇所だけほぼ水平なスペースがあった。物産館が閉店したのち、そこが空いたら移動しよう。それまでビールは我慢の子だ。
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くにさき に

2013年05月25日 | 2013/5 九州に初の遠出
 昨夜は清酒 西の関 を飲んで気持ちよく眠りについた。明け方の投稿だ。 昨日は山の中の道の駅で目を覚ました。目の前のローソンで朝食を買い求め、車の中で食べてゴミは再びローソンに返しに行った。
 さて、たびの3日目、近辺の見どころがまだあるだろうと思ってネットで探したら、深耶馬溪がよさそうだ。秋の紅葉シーズンは駐車場までたどり着けないほど混雑するそうだ。まず朝一番はそこだ。 公共駐車場も広く、本日は車もちらほら、観光バスが2台。一目八景に至る遊歩道入口とあったので、入って行った。
  途中で見上げると巨岩がそそり立っている。道の所々に単管パイプで方向を示して名のある岩の名前が書いてあった。 どんどんいくと草ぼうぼうのけもの道、そのうち進む方向もわからなくなった。残念だがやむなく撤退。こんなことなら入り口で規制してほしいところだ。 これで耶馬溪を後にして宇佐神宮に向かう。

 
 宇佐神宮前に到着。駐車場に入って行った。どんどん奥の広い方に進んでいると、事務所の係員らしき人が出てきて「駐車場から出る時は、入り口の横の出口を使ってください」と言う。何でも奥の出口を使うとバス料金になってしまうそうだ。よくは判らないが、ご指導に従った方がよさそうだ。
 この神宮の神域は広い。奈良の橿原神宮を思い出した。橿原神宮の鳥居は石造りだったが。 まずは上宮に参る。本殿はただいま修復工事中で高い足場とシートに覆われている。どちらにしても中には入れないのだが、ありがたみが違うような気がする。一の御殿、二の御殿、三の御殿と一連で並んでいる。これはあまり見ない形式だ。それぞれに二礼四拍手!一礼で拝礼して行く。
 帰りには下宮も参って行きなさいとの表示があったので、その通りとした。上宮は国家向けで下宮は庶民向けだそうだ。それなら自分にとっては下宮に参らないとご利益がない。

 次は、昔教科書でも見た熊野磨崖仏に向かう。国東半島は山の中に向かうと、いきなり急な勾配の山道になるのかと思っていたが、どこまでも概ね平坦な道路だ。目的地近くになってちょっと坂道になる程度だ。来て見て初めて分かる。 バスの停留所のところに駐車場があった。上にも駐車場があるようだが、そこまでの坂道のところの樹木の枝が低く垂れ下がっているので先の駐車場で正解だった。
  受け付けで拝観料は200円を払う。ここで杖を貸してもらう。いよいよ登りに入る。最初はちょっとした山道だが、すぐに石積みの足場の悪い急な坂になる。
  登りも大変だが下りは更に苦労しそう。 杖を突きながらふうふういって上がったところで、目の前の磨崖仏。
 
こちらが不動明王。ちょっと愛嬌のある顔をしている。友人の一人を思い出した。

  大日如来の頭上は、曼荼羅が刻まれている。

 今夜は道の駅 くにみに行ってみよう。
 くにみでは残念ながらレストランはすでに閉店していた。道の駅隣の海浜公園の駐車場が広いので、そこに入った。入り口には6時で入り口を閉鎖すると表示があったが、P泊して出ないので大丈夫だろうと思っていた。しかしどうやら管理上駐車車両を0にしたいようだ。出入り口を閉めにきた人に、隣の道の駅に止めなさいと指導された。
 ここでは宮崎から自転車で来た青年に出会った。日本一周するそうだ。そういうのは若い時しかできない。 今夜はこの道の駅でもう一台軽自動車のご夫婦が車中泊するようだ。
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