ELFじ~さんのほっつきある記(キャンピングカー アラモのたび)

アラモで走る無計画のたびと車中泊。たび先で温泉を楽しみ、ちょっと山登りと自転車。あとは快適化、ときどきじ~さんの日常。

帰ってきた

2013年05月28日 | 2013/5 九州に初の遠出
 本日、帰ってきた。
昨日は今にも降り出しそうな空の下を、竹田からひたすら下道を走って臼杵を目指した。まず第一の目的地は国宝臼杵石仏。入り口の観覧券発売所で杖を貸し出していたので、思わず”熊野の磨崖仏のように険しい道ですか?”と聞いてしまった。そんな心配はまったくなく、穏やかな遊歩道だった。事前の下調べなど何もしていなかったため、想像していたよりも多くの仏が刻まれていたのに圧倒された。

これは山王山石仏と案内されていた思う。平安後期の作だそうだ。石仏はここも含めて4箇所に分かれて刻まれている。そこを歩いて30分のコースだ。それぞれの石仏群の、特に中尊は完成度が高く表情は穏やかな感じだ。

次は、臼杵市内まで走ってお昼を食べて市内を見て回る。お昼はIpadを使ってNETで探した店。

「もんく」という店で、黒ハモ定食を食べた。皿に黒ハモのてんぷらとサラダ、小鉢は刺身魚におからをまぶしたもの、ご飯は黄飯、いずれも郷土料理だそうだ。おいしかった。

さておなかも満足したので、市街に入って最初に目に付いた感じのいい三重の塔を捜しにいった。

龍原寺三重塔 1858年竣工とのこと。大昔に建築された、有名な建築物ではないが、バランスの取れたいい形をしている。
それから街中を歩いてみた。まちのなか全部が江戸期から昭和にかけての風情が残っていて雰囲気がいい。商店街も寂れているという感じがない

石畳の道も多く、柔らかな感じで歩きやすい。

最後に、臼杵城。

本丸天守閣は明治になって取り壊してしまった。しかし、石垣にしても城壁にしてもところどころ緩やかにカーブしているところが美しい。

 さあ、雨も降り出したことだし、帰ることにした。
急ぐこともないと、小倉東インターチェンジまで下道を走って、途中の道の駅で野菜などを仕入れた。
 下道もそうだったが高速に乗ると殊のほか風が強い。このクルマで強風の中、関門橋を渡るのは躊躇して、吉志PAに入った。しかし大型トラックで一杯でさらに駐車場の傾斜が強いようなので、ここで泊まりはあきらめた。下松SAまで走ってP泊。関門橋は60Km速度制限だったので、渡りに舟と左端をゆっくり走行。それでも風で流されるので、ハンドルをしっかり持って走る。山口県内に入っても風はますます強く、時々ふらつく。80Km遵守だ。やっとの思いで下松SA着。食事は軽くフードコートであんかけの固焼きそば(名前を忘れた)。奥とシェアして食べたが、量もたっぷり、味もなかなかだった。
クルマにもどって道の駅で買った天ぷらとから揚げを温めて、飲んだら寝る。だが、隣に大型トラックが入ってきて、ず~とエンジンかけっぱなし。それが気にならなくなるまで飲んでしまった。
 そして本日無事帰着。

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