ELFじ~さんのほっつきある記(キャンピングカー アラモのたび)

アラモで走る無計画のたびと車中泊。たび先で温泉を楽しみ、ちょっと山登りと自転車。あとは快適化、ときどきじ~さんの日常。

宗像大社に参拝、古代に思いを馳せる(2014/12/7)

2014年12月07日 | 2014/12 長崎まで行ってみよう
一度午前二時に目を覚ました。ぐずぐずしながらも二度寝をしたら9時前まで寝てしまった。
 今日は日曜日ということもあって道の駅は大盛況。ここの広い駐車場もいっぱいになっている。鮮魚も今日は入荷があるようで次々に売れている。野菜もどんどんはけている。なくならないうちに当座のレタス、人参、トマトを買ってからクルマに戻り、遅めの朝食。結局出発は11時。

 まずは宗像大社に参拝。宗像大社は天照大神の3人の娘?を祭る神社で、厳島神社の総本社でもあるそうだ。



駐車場の前にある立派な建物は祈願殿。七五三にしろ厄除けにしろ色々な祈願はここで行うようだ。ちょっと違和感があるが、神道では神は建物の中の特定の場所に常駐している?わけではなく、神主が神様を任意の場所に呼び出してそこで祝詞をあげるので、特に歴史のある拝殿で祈願をしなくてもいいという理屈なのかな。わからなくもないがなんとなくすっきりしない。







 それはともかく、一の鳥居から二の鳥居をくぐり神門に歩いていく。境内にはたくさんの白いテントと折りたたみの椅子が並べられている。もう正月の準備?

 本殿と拝殿は改修中で隣に仮拝殿が設けられていた。



 本殿の周りをまわる。







 改修中の本殿の屋根が見える。真新しい桧皮葺だ。そして一般の神社と異なり本殿、拝殿のまわりをぐるりと塀で囲っているところは、出雲大社に似ている。あっと思ったのは本殿の裏手に参拝の拝所がある。これはどういう意味なのか?出雲大社は本殿の中で神座が横を向いているので、正面から左手の横に拝所があったと思うが、まさか神座が後ろ向きということはないだろう。ひょっとしたら沖ノ島の沖津宮(おきつぐう)の方向だったのかもしれない。そんなことには気づかずに遥拝した。また本殿の周りには多くの末社がずらりと並んでいる。

 さらに第二宮、第三宮に参る。





これは玄界灘の沖ノ島、大島にある二神を祀る分宮だそうで、伊勢神宮の別宮に似た造りになっている。それもそのはず、伊勢神宮の遷宮の後に、用材を下賜されたそうだ。でも屋根材は銅版葺きになっているので毎回建て替えるのではないと思う。
 
 その後さらに奥に進んで奥宮に行く。



森の中に小石を敷き詰めた斎場。建物もなく古代の祭祀の場そのものという舞台に、厳かな気持ちになった。

 玄界灘の眺めがいいというので、津屋崎の東郷公園展望台に行ってきた。日本海海戦の東郷元帥を祀る「東郷神社」の上にある。残念ながらぐるりと周りを見渡すようにはいかないが、まずまずの景色。頂上にはコンクリートの戦艦の主砲塔を模したモニュメントがあった。









 ここから先、福岡市内の渋滞を迂回して唐津に向かうつもりで環状線、外環状道路を回ったがこちらも大混雑。思惑違いで福岡を横断するためにひどく疲れてしまった。

 何とか温泉にたどり着いた。二丈温泉きららの湯。単純放射能冷鉱泉と表示されており、主要な成分として炭酸水素イオンが160mgあるようだ。きもちつるつるするかなという程度。今日は日曜日とあって来場者が多いので、ごった返していた。すこし脱衣場が狭いのではないと思う。

 国道202号線の二丈PAに19時過ぎに到着。今夜はここで車中泊。国道のすぐそばで国道の向こうはJR築肥線、すぐ前が海。どれもにぎやかなアイテムばかりだが、今夜は眠れるのか。







PAの片隅にある観光案内所は当然営業時間外。明日も休みのようだ。


今日の走行は102.9キロ、燃費は9.3Km/L。
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