先日配線を終えた3つのサブバッテリーの充電切り替え回路の試験をした。
3つのサブバッテリーとはいってもSUB3は12V駆動の車内機器のラインにリレーで入り切りしているだけなので、実質は2つのバッテリーを切り替えているだけかな。
今日は朝から晴天なのでソーラー充電の切り替え試験にはもってこいだ。このために昨日は一日中SUB2で冷蔵庫を運転して、SUB2の電圧を下げておいたのだ。
☆彡 ソーラーからの充電の切り替え
ソーラーパネルは150Wのパネルを3直列にした450Wだ。アラモの電源は24Vなので30Aのコントローラーでも十分余裕がある。
このチャージコントローラーはアメリカのMidNite Solar製 The Kid MNKID-W(30A)という機種で、ちょっとレトロなアルミダイカストボディが気に入っている。
それはともかくとして、切り替えには従来のままの三相交流用のナイフスイッチを流用している。ただしこれまではチャージコントローラーからの給電線のマイナス側は直接にSUB1のマイナス端子に接続していたが、今回はプラス側、マイナス側ともにナイフスイッチを通してSUB1とSUB2のそれぞれにつなぎ込んだ。このナイフスイッチは中間位置にすると当然どちらにも充電しないモードになる。
チャージコントローラーから充電する場合は、同時に他の給電源から充電するわけにはいかないので、リレーで給電をカットするようにしている。SUB1の場合は走行充電リレーをOFFにし、SUB2の場合はサブバッテリーチャージャーへのコンロール線をOFFにしたり、MPT-7210Aコントロ-ラーへの給電をカットしている。これらは三相スイッチのうち一組を使って、ソーラーの切り替えと同時に行うことができる。
この切り替えを行うのがこの切り替えボードの上側2つのマイクロリレーだ。今回は走行充電リレーへの信号の途中に遅延リレーを入れてみた。ソーラーがSUB1に充電していないときには、エンジンキーをひねると8秒後に走行充電リレーがONになる。
☆彡 走行充電リレーを常時OFFにする
4月のさくらの追っかけのたびや5月の四国のたびでは、バッテリーの充電レベルと翌日の天候を考え併せて、ソーラーの充電だけで翌日も乗り切れると判断した場合には、SUB1のブレーカーを落として走っていた。それで燃費が少し良くなっているところもあるが、ブレーカーをいちいち入り切りするのはちょっと面倒だ。
それで運転席から手を延ばせば届く場所にカットスイッチをつけた。
左側のスイッチがそうで、走行充電リレーを常時OFFにする。この場所なら走行中でも信号停車時に手を延ばせば入り切りできるし、居室からも手が届く。(右側はSUB3のON/OFFスイッチだ)
☆彡 リチウムイオンバッテリーと鉛バッテリーでは充電電圧が異なるので注意が必要だ
リチウムイオン電池は最大充電電圧29.2Vでフロート充電電圧が27.6Vだ。一方、オリエンタルバッテリーのOPC12-150ではバルク充電電圧28.8V、アブソーブ充電電圧30.0V、フロート充電電圧が27.6Vななのだ。そこでチャージコントローラーの設定については通常はリチウムイオン電池の充電用にセットしたまま鉛側も充電することにした。OPC12-150は充電電圧の低い鉛バッテリーなのでこのリチウムイオンバッテリー向けの設定でもほぼ満充電にできると思われる。
上記リンクの特性グラフ(充電特性)を見ると、セル当たり2.4V(12セルでは28.8V)をかけておくと満充電になることがわかる。販売元にも確認している。
そしてたまに鉛用の設定に切り替えてOPC12-150を満々充電すれば元気よく働くだろう。その時にはナイフスイッチに赤い養生テープを貼ってそのままリチウム側に切り替えないように注意しよう。
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今日は朝から晴天なのでソーラー充電の切り替え試験にはもってこいだ。このために昨日は一日中SUB2で冷蔵庫を運転して、SUB2の電圧を下げておいたのだ。
☆彡 ソーラーからの充電の切り替え
ソーラーパネルは150Wのパネルを3直列にした450Wだ。アラモの電源は24Vなので30Aのコントローラーでも十分余裕がある。
このチャージコントローラーはアメリカのMidNite Solar製 The Kid MNKID-W(30A)という機種で、ちょっとレトロなアルミダイカストボディが気に入っている。
それはともかくとして、切り替えには従来のままの三相交流用のナイフスイッチを流用している。ただしこれまではチャージコントローラーからの給電線のマイナス側は直接にSUB1のマイナス端子に接続していたが、今回はプラス側、マイナス側ともにナイフスイッチを通してSUB1とSUB2のそれぞれにつなぎ込んだ。このナイフスイッチは中間位置にすると当然どちらにも充電しないモードになる。
チャージコントローラーから充電する場合は、同時に他の給電源から充電するわけにはいかないので、リレーで給電をカットするようにしている。SUB1の場合は走行充電リレーをOFFにし、SUB2の場合はサブバッテリーチャージャーへのコンロール線をOFFにしたり、MPT-7210Aコントロ-ラーへの給電をカットしている。これらは三相スイッチのうち一組を使って、ソーラーの切り替えと同時に行うことができる。
この切り替えを行うのがこの切り替えボードの上側2つのマイクロリレーだ。今回は走行充電リレーへの信号の途中に遅延リレーを入れてみた。ソーラーがSUB1に充電していないときには、エンジンキーをひねると8秒後に走行充電リレーがONになる。
☆彡 走行充電リレーを常時OFFにする
4月のさくらの追っかけのたびや5月の四国のたびでは、バッテリーの充電レベルと翌日の天候を考え併せて、ソーラーの充電だけで翌日も乗り切れると判断した場合には、SUB1のブレーカーを落として走っていた。それで燃費が少し良くなっているところもあるが、ブレーカーをいちいち入り切りするのはちょっと面倒だ。
それで運転席から手を延ばせば届く場所にカットスイッチをつけた。
左側のスイッチがそうで、走行充電リレーを常時OFFにする。この場所なら走行中でも信号停車時に手を延ばせば入り切りできるし、居室からも手が届く。(右側はSUB3のON/OFFスイッチだ)
☆彡 リチウムイオンバッテリーと鉛バッテリーでは充電電圧が異なるので注意が必要だ
リチウムイオン電池は最大充電電圧29.2Vでフロート充電電圧が27.6Vだ。一方、オリエンタルバッテリーのOPC12-150ではバルク充電電圧28.8V、アブソーブ充電電圧30.0V、フロート充電電圧が27.6Vななのだ。そこでチャージコントローラーの設定については通常はリチウムイオン電池の充電用にセットしたまま鉛側も充電することにした。OPC12-150は充電電圧の低い鉛バッテリーなのでこのリチウムイオンバッテリー向けの設定でもほぼ満充電にできると思われる。
上記リンクの特性グラフ(充電特性)を見ると、セル当たり2.4V(12セルでは28.8V)をかけておくと満充電になることがわかる。販売元にも確認している。
そしてたまに鉛用の設定に切り替えてOPC12-150を満々充電すれば元気よく働くだろう。その時にはナイフスイッチに赤い養生テープを貼ってそのままリチウム側に切り替えないように注意しよう。
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