ELFじ~さんのほっつきある記(キャンピングカー アラモのたび)

アラモで走る無計画のたびと車中泊。たび先で温泉を楽しみ、ちょっと山登りと自転車。あとは快適化、ときどきじ~さんの日常。

ついにSUB1とSUB2を直結して利用した (016/12/15)

2016年12月15日 | アラモの快適化と車中泊・キャンプの快適化
 12日からずっと天気が悪く、走行距離も連日わずかなため、例によって電力危機だ。

 昨夜の20時半ごろにはSUB1の電圧がついに24.4Vになってしまった。これでは次の朝にはインバータが停止するまでには至らないとしても、SUB1にとってはかなりの過放電ということになりそうだ。



 ここでSUB2は25.2Vなのでこっちから応援することによって過放電を避けようということにした。ここで両者の電圧差が大きいと、電圧の高い方で低い方を充電するという不効率なことになるが、ほどほど消費電流があってこの程度の電圧差ならば、そこまでには至らないだろうと見切りをつけて直結スイッチを入れた。これはやむを得ない時の臨時的措置ということだ。



 下二つの電圧は同じにならなければならないのだが差がある。計器の誤差かな。このときSUB1は電流の出入りがない状態だった。

 特性の全く異なるバッテリーの並列接続はだめだというのが定説であることは十分承知している。しかし両方のバッテリーがともに放電している、またはともに充電している時には、何が問題なのかよくわからない。もっとも今回の場合は問題があって、負荷電流が一定ではなくて時々はゼロ近くになるということ。その時は電圧の低い側は充電されていると思われる。従ってあまり長時間これを行うのは避けるべきだと思う。常時接続しておくというのは論外だ。

ということも考えながら今朝の6時過ぎには24.3Vだったので、ここで直結スイッチは解除した。



必要に応じてこういう運用もしていかなければならないだろう。


ところで10時ごろにはSUB1の電圧は23.9Vになっていて、このときエンジンを始動したら26.8Vの充電電圧で36.9Aも充電電流が流れていた。かなりの過電流だが制限した方がいいのかなあ。


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旧千燈寺跡は行くのは大変だが、行ってよかった (2016/12/14)

2016年12月14日 | 1016/12 九州...
 今日も一日中雨のようだ。これでは走ってもどこかを見に行っても、ソーラー充電さえも楽しみがない。
それで道の駅でお昼の弁当を買って、すぐ隣にある「くにみ海浜公園」の駐車場でのんびり過ごしていた。
 ここは昼間だけ解放されているのだが、仕事の休憩と思われる車や大型トラックが出入りしている。



 午後になって雨が上がってきたので海に出てみたが、寒々とした海だ。向こうに見えるのは姫島。少し先の防波堤まで歩いてみよう。



 姫島の左手に見えるのは山口県の徳山あたりだろうか。ずいぶん近く見えるものだ。この近くの竹田津港からは徳山行きのフェリーも出ている。



 15時ころになって少し明るくなってきたので、ここから近い旧千燈寺跡(きゅうせんどうじあと)に行ってみよう。



 旧千燈寺は700年代の創基で国東半島の諸寺院の中心的存在だったようだ。戦国時代のキリシタン大名・大友宗麟によって焼き討ちにされた。その後に再興されたようだが、今は石造りのものだけが残っている。

駐車場もあるようなので県道31号線から分岐して入っていったが、人家の先から200メートル入ったところで上から竹が覆いかぶさっていたのであきらめた。



出だしはこんな道だったので駐車場までかなり整備されていると思ったが、こんな背高の車が来ることは想定外なのだろう。

 200メートルをバックで戻って、少し広い道の路側に余裕があった。通行車両もないし駐車禁止でもないので、そこに停めて歩いて行くことにした。何としても行ってみたい。

 道路を歩き始めて約1キロで石門があった。これが旧千燈寺の入り口のようだ。



そのすぐ先には宝篋印塔が二基あった。





この道もなかなか趣がある。



 少し行くと鳥居がある。六所宮とある。





ここからは川石を敷いた石畳の道がきれいに続いている。







 そして仁王像の前に出る。



左側の吽形の像は保存工事中。阿形の像も高さ1.5メートルくらいだが迫力がある。



その後ろは講堂の跡だ。石段のみ残っている。

 見ている間にまた雨が降ってきた。名残惜しいがクルマも遠い。急いで戻ってきた。

 さて今夜は道の駅「くにさき」に行ってみよう。


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電圧差のあるバッテリーを接続したらどうなるかな (2016/12/13)

2016年12月13日 | 1016/12 九州...
 昨夜から降り始めた雨が屋根をたたいている。今日はずっとこの天気のようだ。昨日はずっと曇り空で走行したのはわずか20キロなので、あまり充電できていない。今朝のSUB1の電圧は23.8Vでまさに電力危機だ。

 ここでSUB2の電圧は25.4Vなので、SUB2をつなげばもう少し延命できると思うが、いきなり電圧差のあるバッテリーを直結(並列接続)したらどういうことになるかということを十分考えていなかったので、とりあえずエンジンをかけてアイドリング充電を開始した。

 これまでの経験ではSUB1の無負荷時の電圧が23.8V程度の場合には、アイドリングをしてメインのところで電圧が28.2Vかかっても充電電流は30A程度だったと記憶している。そこでエンジン停止時に電圧が25.5V程度のSUB2をつないでも、SUB2からSUB1に流れる電流がバッテリーに致命的な損傷を与えるとは思われない。そこは余裕のある時に測定してみよう。

 これは夜間にSUB1の電力が不足して次の朝まで余裕がない場合に、SUB2 を直結接続することを想定している。このための直結スイッチは、ソーラーからSUB1とSUB2に同時に充電するためのスイッチが使える。

 アイドリング充電を終えたのちに近くのショッピングモールに移動した。ここでお昼と買い物だが、ここにいるうちにいろいろと考えた。

 こんな太陽が出ない日が続いた時には、SUB1とSUB2を直結にして走行(アイドリング)充電したい。
 すでにリレーとダイオードを使って充電や放電の切り替えをしている。この割り込みスイッチをどのように入れるか、切り忘れるとどうなるか、考えているといい時間になってきた。

 この後温泉に浸かって道の駅くにみで車中泊だ。暗くなってからの慣れない道は気を遣う。




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薦神社の神門を通る人は誰? (2016/12/12)

2016年12月12日 | 1016/12 九州...
 朝は少しだけ陽が出たが、だんだん曇ってきた。向こうに見える八面山に登ろうかと思っていたが、遠くの景色が見えないのなら登っても仕方ない。



 道の駅「なかつ」の周囲を少し歩いてみると、アラモを停めていた後ろがわに縄文時代の遺跡公園があって、その向こうに駐車場がある。さらに県道を挟んだ向かい側にも駐車場があって駐車場所には事欠かない。

 遺跡公園から見たアラモのパネルだが、この天気では発電は1A程度だ。



陽が昇る前のSUB1の電圧は23.8Vだったので使用限界ぎりぎりだ。今日もあまり走らない予定なので、今夜と明日の朝はどうなるか。

 産直店で、ご当地の鶏の唐揚げ弁当と親鶏のももの切り身、ネギと小松菜を買ってきた。今夜は親鶏の小鍋だ。

 中津市内はいつも通過していたので市内を見ていこう。まず「蔦(こも)神社」。あまり聞かない神社だったが、由緒ある神社だった。



 鳥居の前の提灯をかける枠が無粋だが、鳥居から先に雰囲気のある参道が続いている。



主祭神は八幡大神(応神天皇)で全国八幡宮の総本宮である宇佐神宮の祖宮なんだとか。西暦800年代の創建と伝えられる。

そして参道を進むとこんなものがある。



呉橋で老朽化により通行禁止になっている。禁止でなくてもこの橋は勅使だけが渡ることができる。昔は藩主が寄進したりしていたが今の時代はだれが修繕するのだろう。自治体は宗教団体には補助できない。

 参道と並行して小さな道があって、こちらが感じのいい道だ。





 右側は三角池が続いている。実はこの池がここの神社の御神体なのだ。三角池は御澄池とも現わされる。

 そして池に向かって鳥居がある。



 本殿の横に神門がある。





 この神門は素晴らしい2階建ての門で、しっとりと色合いがいい感じだ。面白いことに塀の外側にある。そしてこの門から左手に行ったところが拝殿なので、この門は拝殿を通らないで直接本殿前に出るようになっている。さて、そうなるとこの門をくぐるのは誰なんだろう。やはり勅使だけなんだろうか。

 境内の三角池のほとりに面白いものがあった。



この石のくぼみは神様の足跡なんだそうだ。なんでも八幡の神が三歳の童の姿で降臨された際の足跡とされている。

 薦神社の駐車場でお昼の弁当を食べて、ちょっとうつらうつらしてしまった。
次に中津城にいってみた。



 城のすぐ脇が無料駐車場だ。

この城はだれが築城したのか、黒田孝高(官兵衛)が手を付け細川忠興が完成させたということのようだが今は観光用の模擬天守閣だ。ただよくあるいかにも鉄筋コンクリート造という感じなく、木材の外壁材を使っているのでそれらしく見える。

ただ城郭としてはこの天守台の一角があるだけなので、面白みがないのが残念だ。





石垣の下は薬研堀でその堀の中に埋められているものがある。



 これは祇園祭の山車(祇園車)の車輪で、風化と虫食いを避けるために祭りが終わると解体されて、ふたたびこの薬研堀に埋められる。今の時代そんなことをしなくてもと思うが、伝統というものはそんなもんだな。

 中津城を後にして再び道の駅「なかつ」に戻ってきた。



 今日は20キロも走っていない。天候もよくなかったし、明日の朝までバッテリーが持つだろうか。


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修験者の山 「求菩提山」に登る (2016/12/11)

2016年12月11日 | 1016/12 九州...
 午前8時前から駐車場に入ってくる車が増えてきた。ここの道の駅の開店が8時なので買い物にきた人たちのようだ。ほとんどの人はすぐに買い物を終えて買い物袋をいっぱいにして帰っていく。



 さっそく店に行ってみた。まずは今日のお弁当。そして気にかかっていたほたての天ぷらとざる厚揚げ。これは今夜の夕食にする。



 ここのドームの下で午後に神楽の公演があるんだよなあ。どうするか。とりあえず一度出かけて戻ってこれるようなら見に来ようか。

 今から行くところは修験者の山「求菩提山」だ。

山手に30分くらい入っていくと広い公共駐車場がある。この駐車場でこれまでなら決して停めなかった南向きの日当たりのいい場所にクルマを停めた。ソーラーを設置したので行動パターンが変わってきた。



 この駐車場に案内図が表示されている。



 ここからしばらくは県道を歩いていくことになる。
駐車場の上側からアラモを見下ろす。



 うん、うんソーラーパネルの感じがなかなかいいぞと自画自賛。



 こんな道を歩いていくと求菩提山の入り口に出た。





 ここから先は狭い道路で小型乗用車なら入っていけそうだ。

途中には石仏もあるので最近作られた道路でもないようだ。



 そして明治以前の僧房の跡もある。



道路はこの座主坊駐車場まで。ここからは石段の道だ。





 この辺りは僧房のメインストリートのようだ。何しろ一山五百坊といわれた山中の都市だ。



 さらに山頂を目指す。途中に結界がある。



ここから道はさらに狭くなっていく。



 そして中宮の入り口にたどり着く。いかにもパワースポットという感じがする。



 ここの石段は踏むのを躊躇するような苔の石段だ。隅っこをそっと踏んで上がっていく。



そして中宮に到着だ。





 ここを右に回り込んでさらに上に上がっていく石段がある。上宮に登る道だが、鬼が一夜にして積み上げた石段だそうだ、最初のところはいいが、中盤からは鎖につかまって落ちないように登る険しい道だ。



 いよいよ求菩提山頂の上宮。





 この左手に求菩提山頂の標識やなにやら古そうな宝篋印塔があった。





 帰りは山頂を回り込んで行者帰りの道という谷を一気に降りてくる道を帰ってきた。

 駐車場に戻ると車はほかに一台だけ。日曜日というのに人気がないところだ。山で出会った人も一人だけ。



 クルマでゆっくりとお茶にしてから、帰りがけに求菩提温泉「卜仙の里」で入浴。アルカリ性の炭酸水素塩のお湯で肌がつるつるする。

 今夜は少し先の道の駅「なかつ」で車中泊だ。



 ここの産直品売り場は農協の直営でちょっとしたスーパーマーケットだ。



追加の買い物をして、さあビールだ。


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