ELFじ~さんのほっつきある記(キャンピングカー アラモのたび)

アラモで走る無計画のたびと車中泊。たび先で温泉を楽しみ、ちょっと山登りと自転車。あとは快適化、ときどきじ~さんの日常。

12Vにはコスパ抜群のアイソレーターだと思うが、24Vでは使えない (2020/2/20)

2020年02月20日 | 日記
 手がけているサブバッテリーの移設が遅々として進まない中で、ネット上をうろついたらすばらしいアイソレーターが目に留まった。

 アイソレーターはキャンピングカーならメインバッテリーとサブバッテリーを電気的に分離する機器だが、自分の持っているものではニューエラーのSBC-001Bのような機器だ。

 SBC-001Bはしばらく使ってはみたが、機能的に満足でなかったのでお蔵入りになっている。でもこのアイソレーターは素晴らしいと思う。(買わないけど)

 大橋産業のNo.2705 アイソレーターだ 

 何が素晴らしいかというと、オルタネータ(メインバッテリー)の発電電圧を昇圧して最大15Vでサブバッテリーに充電できるという点だ。

 一般的な小型トラックではエンジンを始動して走行すると、しばらくは14Vを少し超える程度の電圧でメインバッテリーを充電していると思う。これはエンジン始動で使ったメインバッテリーの電力を速やかに回復させるためだ。そしてしばらくすると13.8V以下になってしまう。

 ディープサイクルバッテリーでは50%以上放電してから充電すると、13.5V(24V系では27V)程度の充電電圧でもぐんぐん充電していく。だが充電が進んでサブバッテリーの電圧が高くなると、走行充電では充電電流ががくんと落ちる。

  2015年7月と2016年8月に出先の北海道でアイドリング充電した記録がある。



 これはじ~さんのアラモでその当時搭載していたサブバッテリー(約200AH)を、50%程度放電した後にアイドリングで充電したデータだ。

 ほぼ新品のG&Yu SMFMS-730 が並列(210AH)でも充電開始して1時間後には充電電流が15A以下になっている。1本なら7.5Aだ。2時間後ならさらに半分で、このままではいくら走ってもバッテリーはほとんど充電しない。最終的にこのバッテリーの場合はいくら走ってもざっと70%程度までしか回復しない。

 高性能で高価なPowersonic PS121000なら80%以上はいきそうだが、満充電にするには14.7Vの充電電圧が必要なようだ。

 要はキャンカーのエンジン/オルタネータだけでは(すべてのとは言えないが)ディープサイクルバッテリーを満充電することはできないのだ。さらに、鉛バッテリーの場合には1週間に一度くらい、満充電にすることによりバッテリーの寿命が延びるそうだ。

 そこでオルタネータ(メインバッテリー)の発電電圧を昇圧してサブバッテリーに充電する機器の出番だ。

 細かな仕様はわからないが、CTEKのサブバッテリー走行充電器も昇圧してサブバッテリーを充電するようだが、高価だ。猛者のなには昇圧装置を自作して組み込んでおられる方もおられるが、敷居が高い。

 さらにキャンカービルダーのナッツでは、インバーターでACに変換して充電器でサブバッテリーに充電するシステムを組み込んでいる。

 そこまで行かなくてこの大橋産業のNo.2705 は通常時はオルタネータから大電流充電をして、サブバッテリーの電圧が上昇したら(メインバッテリーとの電位差が1V未満になると)昇圧して最大15V/10Aでサブバッテリーを充電できると、なかなかよくできた仕組みになっている。というのは、メインとサブの電位差が大きいときには、むりやり昇圧しないでも十分充電する上に、電圧を上げすぎると充電電流が大きすぎてサブバッテリーを傷めてしまうのだ。また、サブバッテリーの充電が進み、端子電圧が上がってくると充電電流は(過大な電圧をかけない限りは)自然に低下してくるので、実情に合っていると思う。

 その上、現在のAMAZONでの価格は¥18,180なのだ。(あれれ、先日見た時にはもっと安かったような気だするが、これでも十分にお買い得だと思う)

 難点が少しある。一つはこのアイソレータには挿入ロスがある。SBC-001Bの経験からすると、アイソレーターで電圧降下が0.5Vから0.3V程度(24Vでは1.0~0.6V)かと思う。これは初期の充電時に過電流を防止すると思えば、それほど問題にならないかな。どうせ最終ステージでは昇圧してくれるのだし。

 もう一つ、最終充電電圧が15Vだということ、バッテリーによってはちょっと高すぎる。これは自分の持っているサブバッテリーの仕様に合わせて選択するしかない。さらにこの15Vになった時に、インバーター等の機器によっては過電圧を検出して、インバータが停止する可能性もある。
 細かいことを言うと最大電流60Aに対して端子盤がお粗末すぎる。

 どんなことを言っても、このアイソレーターは12V車専用なので、じ~さんのような24V車には使えない。使えても今更、これでなくても何とかなっているということもあるかな。ということで、自分で使う可能性もないのに、つまらない考察になってしまった。


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懸案の快適化はバッテリーの配置換えだが、作業が遅々として進まない (2020/2/16)

2020年02月16日 | アラモの快適化と車中泊・キャンプの快適化
 14日から作業を開始した快適化はバッテリーの設置場所の変更だ。



 マイ・アラモではSUB2をAC冷蔵庫の電力源にしている。最も電力消費が大きいのがSUB2で、電力不足というのはまずはSUB2の問題でもあるわけだ。(いよいよとなればSUB1⇒SUB2の電力横流し回路もあるので、すぐには冷蔵庫が停止するすることはない。)しかし天候が悪いときは走行充電/アイドリング充電でSUB2に出来るだけ早く充電することが求められる。
 これまでSUB2のリチウムイオン電池はセカンドシートの前側に作ったバッテリーBOXに収めていた。実はこの位置だと走行充電の起点となるメインバッテリーから、配線にして3メートルぐらい離れているので充電に際して配線等のロスがばかにならない状態なのだ。



 現実に天候が良くない日に電圧の低下したSUB2にアイドリング充電したら、20A程度の充電なのだ。これはメインバッテリーからSUB2までの配線の電圧降下のために、充電電流が制限されていると思われる。(もちろんオルタネータの電圧・電流の制限もある)

 SUB2とSUB1の位置を入れ替えたらSUB1の充電に影響がでるのは確かだが、SUB2への急速なアイドリング充電の必要性が高いので、SUB2への配線ロスの低減を優先しよう。

 なお、ソーラーチャージコントローラーからの充電については、MPPT制御により充電電力が最大になるように電圧の制御が行われるし、充電の最終ステージでは電流が1A以下になるので電圧降下はわずかなため問題は少ないと考えている。

 そんなことを考えてのバッテリーの移設だが、充電制御回路を取り外す必要がある。



 その上でこのSUB1のオリエンタルOPC12-150 2個を電装ボックスから取り出す。
なんと重量が1個43.5㎏だ。



 それからSUB2とSUB3を取り出していくわけだが、重いし、狭いし、足場は悪いしで腰をやられそうだ。

 何とか全部出したが、SUB2のリチウムイオン電池がこのままでは電装ボックスに収まらない。電池の全高が高すぎるのだ。このリチウムイオン電池は液体の電解質ではないので横倒しできるのではないかと期待していた。念のため販売元の蓄電システムに確認したところ、「陸上に固定設置するなら横倒しでもいいが、キャンピングカーのように振動がある場所では横倒しは避けてほしい」ということだった。



 それで電装ボックス内の配線盤のかさ上げをしたり、バッテリー端子の入り込むくぼみを作ったりしたが、電装ボックスから外に出る配線がグチャグチャになっている。これを整理していたら気力がなくなってきた。

 どうも、年齢のせいか集中力がなくなっている。合わせて物忘れが激しくて、工具や材料をどこに置いたのかを思い出せない。そんなことで数年前は半日で出来たことも、今は数日を要するようになってしまった。

 残りはまた明日のことだな。


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本日確定申告のデータ送信を済ませて、やっと懸案の快適化に取り掛かる (2020/2/13)

2020年02月13日 | 日記
 昨日までに確定申告に必要なデータの投入を完了した。うれしいことに源泉徴収された所得税がいくらか還付されるようだ。これは早く申告した方がいいだろう。

 昨日も書いたが「所得税の確定申告データは2月17日より前から送信可能になり、その期間に電子申告をしても受領される」らしい。
データはすべて入力済だし、これから先見直すつもりもない。抱えていても仕方ないので本日データ送信をした。

 受付日が確定申告開始日の2月17日になると聞いていたが、e-Taxからの通知では受付日は本日2月13日で受付番号も202002131748480*****と本日の番号になっている。



 あとは別途提出の医療費関係の書類を郵送するだけだ。これは明日の朝投函しよう。

 これで一つ片付いた。次は気になりつつ先延ばししていた快適化に取り掛かろう。

 幸い日曜日までは暖かい日が続くようだ。ここでやっておかないといつになるかわからなくなりそうだ。


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持っていた株式の損切りをしたので、今年の確定申告はちょっと面倒な申告をすることになった (2020/2/12)

2020年02月12日 | 日記
過去に不祥事を起こして株価が暴落していた複数の会社に見切りを付けて、昨年末に損切りをした。そのため昨年は譲渡損失が出ている。特定口座では損失が繰り越せないので一般口座に移管したのだが、要するに配当も含めて確定申告をして、繰り越し損失を確定しておく必要があるのだ。

 いつもは厚生年金と企業年金、個人年金が収入で社会保険と生命保険料、医療費控除が若干あるだけの収支構造なので、確定申告は簡単なものだ。若干の株式投資関係のものは特定口座で税金が源泉徴収されているので、こちらの申告は不要だった。



 今年の確定申告では申告データの赤丸のところに入れる数字を算出する必要が出てきたのだ。少し頭を使わないといけないようだ。

 データを入力した後に源泉徴収済みの金額に漏れの無いように確認したのだが、源泉徴収住民税の入力場所がない。このままだと住民税の二重払いになってしまうぞ。
 これだけの為に住民税の確定申告に出かけていかなければならないのか?と心配になった。



 そこを区役所に確認したら、最後の方の「住民税・事業税に関する事項の入力」という項目を開いて、「配当に関する住民税の特例の金額」というところに源泉徴収された住民税の金額を入れるということだった。何だかわかりにくい表現だ。特別に許可してあげると言いたそうだが、源泉徴収済みの住民税なんだから税額控除するのは当然だと思うんだけど、役所というのは不思議な感覚を持っている。

 

 さあ、どんどん入れて送信前の確認もした。後はマイナンバーカードをセットして送信ボタンを押すと確定申告は完了だ。

 待てよ、医療費通知に基づいて医療費控除を申告したので、医療費通知を別途提出することになっているようだ。今更郵送というのも芸がない。
 添付書類のイメージデータによる提出について というのがあって、医療費通知はPDFデータにして添付できるようだが、ちょっと手間がかかる。こんなことをやるよりも郵送する方が面倒がなくていいので、郵送にしよう。

 こうなると2月17日になればすぐにでも確定申告データの送信ができる状態になった。

 そうするとこんな情報が見つかった。
「個人事業主の確定申告期間は2020年2月17日(月)〜3月16日(月)ですが、 所得税の確定申告データは2月17日より前から送信可能になり、その期間に電子申告をしても受領されるとのことです。 ただし、早めに送信しても受付日は2月17日の扱いになるようです。」

 ああ、そうなのか。

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九州のたびで良かったことは食べ物 (2020/2/6)

2020年02月06日 | 2020/1-2 九州のたび
 今回の九州のたびで悪かったことは、前半の天候だ。雨や曇りの日が多く、すっきりしない日が続いた。

 もう一つノーフォーク広場の入り口を間違って、さくらの枝がソーラーパネルをヒットした事件

 まあ、それでも無事に帰ってきたので良しとしよう。

 そして良かったことは美味しい食べ物に巡り合えたこと。



これは「道の駅むなかた」のブリ。



こっちは「道の駅うき」で買ったカンパチだ。そういえばここではいつもはアジの握りを買うのだが、どういうことかそれがなくコハダのものしかなかったのは、残念なことだ。



 レストランのお昼だが、蒲江インターパークの笑魚で食べた海鮮丼。

 など新鮮な美味しい魚を堪能した。

 そして九州に来ていつも楽しみにしているのはこれ



鶏のたたきだ。九州に来るといつも買ってしまう。広島でも全国チェーンのスーパーにはあるが、九州に来て食べるとより美味しいと思う。そんなことで今回は4日ほどは鶏のたたきを買ってしまった。


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