村山由佳さんといえば「星々の舟」というじっくり読ませる小説(直木賞受賞作品)の著者。
とそんなとき、書店で見つけたのが「楽園のしっぽ」
表紙のこの写真に魅せられて、即購入。
千葉県の南房総でご夫婦で動物たちと自給自足の生活をしているそうで
ぐっと親近感がわいてしまった。
はじめの数ページには、愛くるしい馬や猫やウサギや犬や鶏たちの写真も掲載されています。
つまりこの本は村山さんの「田舎暮らし」のさまざま(!)や
つれづれなる想いが書かれおり、
そんな村山さんちの窓の外にはジャックという馬がゆったり歩いているというわけ
そして、あの直木賞受賞作品とはまったく違う、
まるでブログを読んでいるかのような親近感のあるくだけた文章。
ちょっと調子に乗りすぎてる表現も多々あるけど
それにしても自給自足の田舎暮らしって全然穏やかな生活ではなく、
相当体力がいるのは確かみたい。春夏秋冬、毎日がとにかくくたくたに体を使う生活だ。
(わたしにゃ、もう無理だわ~読んでるだけで腰痛がでそうだったもの)
動物たちにはそれぞれの役目がある。
雑草を食べてくれる、卵を産んでくれる、それらの番をしてくれる、
糞で肥料を供給してくれる、心安らかにしてくれる・・・
そして人間は米や野菜を植え育てそして動物たちのえさを賄う。
そうやって農場のなかではみごとな循環をなしている。
あとはお天気頼みという自然と一体の生活。
そんな生活をしていると、
生きるための様々な知恵を身につけられると同時に、
自然の中で人ができることなんてほんのわずかでしかない
ということも思い知らされるようです。
だけど、こうして地に足をつけた生活をしてれば、
何があっても怖くはないと思えるんだそうだ。(確かに・・・)
↓村山さんちの動物たちがちらちらっと出てきます。
村山由佳公式サイト
1964年 東京都生まれ
追)文庫本では2009年初夏現在のあとがきが追加されていて、
この楽園に骨をうずめると思われていた彼女は、新たな刺激を求めて
旅しておりました。
遊牧民の血がながれてるんだなあ、きっと。
自然とともにすべては流れ、そしてどこかへたどり着く・・・
とそんなとき、書店で見つけたのが「楽園のしっぽ」
表紙のこの写真に魅せられて、即購入。
千葉県の南房総でご夫婦で動物たちと自給自足の生活をしているそうで
ぐっと親近感がわいてしまった。
はじめの数ページには、愛くるしい馬や猫やウサギや犬や鶏たちの写真も掲載されています。
つまりこの本は村山さんの「田舎暮らし」のさまざま(!)や
つれづれなる想いが書かれおり、
そんな村山さんちの窓の外にはジャックという馬がゆったり歩いているというわけ
そして、あの直木賞受賞作品とはまったく違う、
まるでブログを読んでいるかのような親近感のあるくだけた文章。
ちょっと調子に乗りすぎてる表現も多々あるけど
それにしても自給自足の田舎暮らしって全然穏やかな生活ではなく、
相当体力がいるのは確かみたい。春夏秋冬、毎日がとにかくくたくたに体を使う生活だ。
(わたしにゃ、もう無理だわ~読んでるだけで腰痛がでそうだったもの)
動物たちにはそれぞれの役目がある。
雑草を食べてくれる、卵を産んでくれる、それらの番をしてくれる、
糞で肥料を供給してくれる、心安らかにしてくれる・・・
そして人間は米や野菜を植え育てそして動物たちのえさを賄う。
そうやって農場のなかではみごとな循環をなしている。
あとはお天気頼みという自然と一体の生活。
そんな生活をしていると、
生きるための様々な知恵を身につけられると同時に、
自然の中で人ができることなんてほんのわずかでしかない
ということも思い知らされるようです。
だけど、こうして地に足をつけた生活をしてれば、
何があっても怖くはないと思えるんだそうだ。(確かに・・・)
↓村山さんちの動物たちがちらちらっと出てきます。
村山由佳公式サイト
1964年 東京都生まれ
追)文庫本では2009年初夏現在のあとがきが追加されていて、
この楽園に骨をうずめると思われていた彼女は、新たな刺激を求めて
旅しておりました。
遊牧民の血がながれてるんだなあ、きっと。
自然とともにすべては流れ、そしてどこかへたどり着く・・・