1/3は日曜当番で処方箋を受け付け調剤業務を行いました。
乾燥した気候が続いているので、のどカゼで発熱する患者が多いのかなと緊張して待っていたら、予想に反して、特に若い人たちは圧倒的に下痢や腹痛の症状でした。
雨が降ると「湿邪」の影響でお腹を壊す患者が増えるのですが(この場合は勝湿顆粒かな)、年末年始はずっと乾燥した晴天で、かなりの冷え込みでした。
患者さんに、
「お腹を壊した原因として思い当たることがありますか?」と尋ねてみたら、
「ん~、やっぱり食べ過ぎかな」とのこと。
ほかの患者さんも下痢や腹痛はあるが、ふつうに食べられるそうでした。
やっとコロナが下火になって、みんなで飲食したのはいいが、この寒さで腸が冷えておなかを壊してしまったようです。
中医学的に考えると、胃は元気で食べ過ぎに走り、一方おなかは冷えて弱り下痢になってしまった、つまり(上実下虚)胃熱脾寒でしょうか。私だったら半夏瀉心湯飲むかな~、とか漢方的発想をしていた漢方薬局兼調剤薬局でした。
食べる量を控え、温かいものを少量よく噛んで食べ、おなかも冷やさないように服装を工夫してくださいね。
そうこうしているうちに七草粥の日が間近。昔からの習わしは良くしたものですね。
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