
大泉洋主役で舞台は札幌繁華街、とくればおそらく北海道民にはたまらない映画でしょう。
大泉くんの懸命に二枚目作ってるところが少々鼻につきますが、
まあ、今後こんなハードボイルドな役が板について来れば、彼はいわゆる大物になるのでしょう。
今はその最中ってことで、温かい目で見ることにします。
電話の主「近藤京子」がいったい誰なのか?
劇中のいくつかのセリフや写真でまんまと騙されるのですが、
「彼女」と解ってからの後半、
畳み込むように場面がフラッシュバックして、盛り上がります。
さすがに小雪さんはおいしいとこもっていきます。
そして文句なくかっこいいです。
最後に、探偵(大泉)が沙織(小雪)と初めて出会ったシーンが映り、
彼女の腕時計を探偵がほめます。
「そんなすごい時計くれる彼氏、ろくなヤツじゃないんじゃない?なんかあったら相談してよ。」
みたいなこと言って名刺を渡すと、
沙織は「大丈夫、素敵な人だから」とか言ってにこっと笑います。
切ない気持ちになって、うるっときました。
探偵はBARにいる・★★★★:そうそう、カルメン・マキさんの歌も久しぶりでやっぱりよかったなあ。
監督 橋本一
脚本 古沢良太
須藤泰司
原作 東直己
キャスト(役名)
大泉洋(探偵) 松田龍平(高田) 小雪(沙織) 西田敏行(霧島)
マギー 榊英雄 本宮泰風 安藤玉恵 新谷真弓 街田しおん 野村周平 カルメン・マキ
中村育二 阿知波悟美 田口トモロヲ 浪岡一喜 有薗芳記 竹下景子 石橋蓮司
松重豊 高嶋政伸

ちょっと迷っている1本。
なかなか、やくさんの評価は高いから、
行っちゃおうかな。
そうか、大泉さんが格好つけつづけているという事は、
ギャグ作品ではないのですね?
キャストもなかなか興味深いメンツが並んでいますし。
先日、ゴーストライターという作品を見てきましたが、
ハラハラするミステリーなのですが、
監督の力量があるので、安心して没頭できました。
難点は、劇場が小さいので、度々激混みな事でした。
千葉でもやっているかしら?
気になっていたんですよ。でもね、やっぱり千葉やってないんです(がっかり)
しばらく映画に行ってなかったのですが、急にその気になったのは芸術の秋だからでしょうか。
大泉くんの二枚目ぶりは、特に前半では見ていて恥ずかしくなると思いますが、脇役がずらっとそろってうまい映画になっています。