私的には好きですねー、こういうの。
まったくアイデアが出てこなくなった映画監督グイド。
どう絞っても全然出てこない、集中できない、いろんな女に気が散る。
そして妻には愛想尽かされ、愛人は自殺未遂をしでかし、あこがれの女優も離れていく、
子供のころ海辺であった女を女々しく思い出し、絶対的なママに心ですがる・・・
挙句、進むところまで進んでいた第9作目の映画企画をばっさり
キャンセルしてしまったグイド。
これ以下はない、というほどの泥沼状態です。
そんなグイドに絡む女たちを演じる面々がこの映画ではハンパじゃありません。
妻ルイザ(マリオン・コティヤール):つつましやかな美しさ(それでも結婚によって自分の可能性を奪われたという怒りの思い)
愛人カルラ(ペネロペ・クルス):どうにも困ってしまうほど愛くるしい
ファッションアドバイザーリリー(ジュディ・ディンチ):包容力のある頼りになる女性
あこがれの女優クラウディア(ニコール・キッドマン):きりっとした美しさはやっぱりニコール
ファッション誌のステファニー(ケイト・ハドソン):軽やかな美しさ
久々のケイト・ハドソン、涼しげなベビーフェイスがいいですねー。
ファッションショー的な演出が楽しいです。
後日、このシーンの曲がラジオで流れるのを耳にして、思わず心が躍りました。
浜辺の女サラギーナ(ファーギー):すごい迫力。
彼女の歌うシーンはミュージカルとして最大の見どころ、圧巻です。
グイドのような泥沼状態やそれぞれの女性の思いひとつひとつに
ピリッと感じるところがあるのよね。
「NINE」:★★★★
全部イタリア語でやってくれたら、もっとかっこよかったかも。
思いのほか後に引きずる(曲が頭から離れない)ごきげんなミュージカル
監督 ロブ・マーシャル
脚本 アンソニー・ミンゲラ
出演 ダニエル・デイ=ルイス マリオン・コティヤール ペネロペ・クルス
ジュディ・デンチ ケイト・ハドソン ニコール・キッドマン
ソフィア・ローレン ファーギー
まったくアイデアが出てこなくなった映画監督グイド。
どう絞っても全然出てこない、集中できない、いろんな女に気が散る。
そして妻には愛想尽かされ、愛人は自殺未遂をしでかし、あこがれの女優も離れていく、
子供のころ海辺であった女を女々しく思い出し、絶対的なママに心ですがる・・・
挙句、進むところまで進んでいた第9作目の映画企画をばっさり
キャンセルしてしまったグイド。
これ以下はない、というほどの泥沼状態です。
そんなグイドに絡む女たちを演じる面々がこの映画ではハンパじゃありません。
妻ルイザ(マリオン・コティヤール):つつましやかな美しさ(それでも結婚によって自分の可能性を奪われたという怒りの思い)
愛人カルラ(ペネロペ・クルス):どうにも困ってしまうほど愛くるしい
ファッションアドバイザーリリー(ジュディ・ディンチ):包容力のある頼りになる女性
あこがれの女優クラウディア(ニコール・キッドマン):きりっとした美しさはやっぱりニコール
ファッション誌のステファニー(ケイト・ハドソン):軽やかな美しさ
久々のケイト・ハドソン、涼しげなベビーフェイスがいいですねー。
ファッションショー的な演出が楽しいです。
後日、このシーンの曲がラジオで流れるのを耳にして、思わず心が躍りました。
浜辺の女サラギーナ(ファーギー):すごい迫力。
彼女の歌うシーンはミュージカルとして最大の見どころ、圧巻です。
グイドのような泥沼状態やそれぞれの女性の思いひとつひとつに
ピリッと感じるところがあるのよね。
「NINE」:★★★★
全部イタリア語でやってくれたら、もっとかっこよかったかも。
思いのほか後に引きずる(曲が頭から離れない)ごきげんなミュージカル
監督 ロブ・マーシャル
脚本 アンソニー・ミンゲラ
出演 ダニエル・デイ=ルイス マリオン・コティヤール ペネロペ・クルス
ジュディ・デンチ ケイト・ハドソン ニコール・キッドマン
ソフィア・ローレン ファーギー
私は、蒸気機関車を降り立つ真っ赤なツーピースを着た彼女の姿がたまらなくステキに思えました。
「きちゃった・・・」って感じの愛くるしい愛人、ことわれないですね。
この映画全体としては男性目線で作られているようですが、なさけないグイドの気持ちも共感できましたよ。
なによりミュージカルは楽しめます。
世間の評判は、けっこう辛口のようですが、予告編は、すごくゴージャスだし、
女性目線で観ると、評価は違うんじゃないかなという気もしておりました。
ステキな女性をみると、こちらも気分があがりますよね、この映画からは、そんな匂いがしているような・・・
ひととき、この世界に入り込みたい感じです。