演劇やまと塾公式ブログ

神奈川県大和市で活動している市民劇団「演劇やまと塾」のブログです☆なお、掲載されている画像、動画等の無断使用を禁じます。

 開いてみると・・・。

2008年03月05日 23時59分59秒 | Weblog
 KAIZUKAです。


 24時過ぎてからPCを開いてみると育子さんからメールが。


 「今日更新お願いします。」



 24時過ぎてから気付いた・・・・。



 先日「ターミナル」の初通し稽古をやった。予想は50分。これで2場をカットしてちょうど45分だろうと思っていたが、実際は全場通して35分だった。まぁ初めての通しにしてはよかった。テンポアップをしてほしいところに間があり、逆に間がほしいところがテンポが速かった。まだ稽古日数も少しあるから微調整をしてゆけば45分になるだろう。


 本来「ターミナル」は1時間45分位の作品にする構想だった。それを45分にまとめ、なおかつ「りんぶん村の芝居小屋」という場所での上演を考え妥協を繰り返しわかりやすく書いたつもりだ。でも基本は老人病院での生活を淡々と書いてる。 

 僕はセリフやシーンで説明するのがあまり好かない。読んだ感じではあまりドラマを感じない作品で俳優やスタッフと共にドラマを生んで行く方が性に合っている。そういう意味では「ターミナル」は透明な作品だが、稽古を重ねてゆく中で少しづつだが書かれてないドラマが見えてきて色がついてきた。これは作者でも演出のチカラでもない。俳優がドラマを生んでいるのだ。でもこれは別に驚く事でもない。やまと塾の団員は素人と思われてると思うが、僕に言わせれば「大和爛漫」からもう約3年も演劇というものをやってるんだ。これぐらいの事は出来て当然だ。(新人さんは別ですヨ!) 別に演劇じゃなくても3年やれば少しはチカラがつくでしょ。


 三年前に「演劇やまと塾」のワークショップを始めた時と同じように、みなさんは街中にいる普通の主婦だったり学生だったり、そこは変らない。でも「俳優」としては3年の経験の中で少しづつかも知れないけど確実に成長してる。どうか適度に自信を持って舞台に挑んで下さいネ!


 さて、8月本公演だが、これは今までの作品とは違いファンタジーな作品にしようかと思ってる。みんなが持ってる色んな技を活かした新生やまと塾を感じさせるようなダイナミックな作品にしたいです。詳細は近々発表しますのでもうしばらくお待ちを。