青春タイムトラベル ~ 昭和の街角

昭和・平成 ~良き時代の「街の景色」がここにあります。

木枯らしの吹くクリスマスの街

2021-12-15 | ぶらり散歩

大阪の街はどこに行っても暖房が効いていて、ダウンを着ていると汗をかきます。しかし、その温かさのせいではなく、いくら綺麗に飾り付けをしていても、クリスマスや歳末のムードが漂っていません。これはもう何十年も前から毎年思う事で、年々賑やかなデコレーションに、木枯らしが吹き抜けていくようです。

ここHEPナビオ(ナビオ阪急)もガラガラ。食事をしようと思ったのですが、下のファッションの階からの、芳香剤?の匂いがフロアに充満していて、食事をする気が失せました。芳香剤の臭いで、食事の匂いが変になるほどです。
 
 
この写真は1980年のナビオ・オープン時の同じ場所なのですが、今は人も減り、豪華さが失われた気がします。
 
 
ここは阪急三番街、昔「アクアマジック」のあった場所ですが、平日は立ち止まる人もいません。ホワイティ梅田も閑散としています。
 
人が少ないから寂しいのではりません。バーゲンセールが盛り上がっていないから?そうではありません。クリスマスの飾り付けは昔よりも派手ですが、年末・師走・クリスマスの独特の雰囲気というか、空気感がないのです。
 
その理由は「クリスマス・ソング」が、街に昔のように流れていないからです。昔は本物の街にも、テレビドラマの中にも、もっともっとクリスマスソングが流れていました。CMでも同じ。耳から入って来る季節感が、今の世の中には欠如しているのだと僕は考えます。コロナ禍に関係なく、この状態は続いています。
 

こんなデコレーションも楽しいですが、クリスマスソングのBGMが全く無いので、かろうじて12月だと分かるだけです。本当に季節感が感じられないことは、寂しいことです。