青春タイムトラベル ~ 昭和の街角

昭和・平成 ~良き時代の「街の景色」がここにあります。

大阪・江坂 ~激変した街!

2021-12-29 | 昭和・懐かしい北摂の風景
12月25日・・・高校時代からの友人が突然亡くなりました。「赤いちゃんちゃんこ」を目の前にした仕事中、背中の激しい痛みで救急搬送されるも心不全でした。定年を迎え、すぐにリタイヤ生活を送ることが出来る人も少ないでしょうが、少なくとも第一線は外れます。そして、その後の時間を「老後」ではなく「第二の青春」にするには、健康が何よりも大切です。
 
人生100年と言われても、寝たきりで生きていても周囲に迷惑を掛けるだけです。健康寿命こそが大切です。そのためには身体は少しでも早くから鍛えておくべきですし、趣味も少しでも早くからスタートしておくべきです。定年退職してから、例えばゴルフを初めても上手くはなりません。テニスを始めようにも走れない。人生は課題を先送りせず、今すべきことをきちんとやることが大切です。
 
その亡くなった友人が懐かしむハズだった「江坂」の写真です。僕は物心ついた時から、家に軽ながらも自動車があり、大阪府下、特に北摂のいろいろな所に家族で行きましたので、昭和40年代からの街の景色は、今も思い出せます。今では地価が高騰している江坂。その理由は宅地としても商業地としても、両方に利用できるから人気が高まっているから。
 
僕が都会になった江坂を初めて訪ねたのは、昭和55年、亡くなった友人の住むマンションでした。あの「田んぼ」しか無かった江坂が、こんな都会に!と思ったものです。
 
 
ここは江坂駅南の広芝町交差点です。この歩道橋は、これを撮影した昭和62年(1987年)に出来ました。江坂駅前は昭和50年代になってからビル街になりましたが、それまでは田んぼばかりでした。先日買収された東急ハンズ、大同門という大きなチェーン店の看板が並んでいます。大同門は、日本で最初の焼肉チェーンだと件の友人が教えてくれました。
 
江坂は田んぼばかりの場所だった・・と、先ほどから書いていますが(笑)、こちらがその証拠です。
 
 
これは昭和48年(1973年)の江坂です。奥に見える大同生命ビルは昭和47年の竣工。その右側にあるのは、ダイエー本社ビル(ビーロット江坂ビル)の骨組みが立ち上がっている所です。こっちは昭和50年に竣工となりました。どうです?ついこの前まで、江坂ってこんなに田舎というか、開けていなかったのです。
 
江坂~吹田の懐かしい光景、友人に見せることが出来なかったのが残念です。60を過ぎると、いつ何が起こるか分かりません。だから・・ゴルゴ13は作者のさいとう氏もお亡くなりになったことですから、金儲けの為に連載を続けず、さいとう氏の頭にあった「最終話」をまず作品化してほしいし、ディズニープラスでしか観れない、ザ・ビートルズの「ゲットバック」も「マーヴェリック・トップガン2」もDVD化して欲しいものです。