ボッティチェリ:「聖母子と洗礼者聖ヨハネ」
24日、孫娘(長男の長女)の1歳の誕生日を祝うため上京した。
自宅が新千歳空港に近くなったため、玄関を出て2時間半で羽田に降り立った。
この3月末まで住んでいたニセコからは、空港まで出るのに同じような時間を要していたから、隔世の感だ。
渋谷の高層ホテルを根城に、コンサートや映画に絵画展と大急ぎの3日間だったが、1年半振りの東京は、どこか明るい感じであった。どこのカフェテラスにも、(女性を中心に)大勢の客がゆったりと過ごしていて、見ていて気持ちがよかった。
山手線の車内では、若いカップルが席を譲ってくれたり、都バスでは、料金の支払いに手間取る家内に、女性の運転手が丁寧に対応してくれたりと好印象であった。
ただ、ホテルに入っているレストランの食事のまずさには閉口した。
これは、札幌などでも同じだが、ホテル専属のレストランは、日頃、競争にさらされていないせいか、進歩がなく味も通り一遍でいただけない。つまり、経営トップの眼が節穴なのだ。
ビジネス環境が厳しさを増す中、トップの眼がどこまで届いているかよって業績が大きく左右されることを知るべきである。