天空☆faya-y的毎天☆

~faye-yの日常~ 天空疊著層層的思念。

おりゅう柳

2014-06-24 22:06:46 | 
「卅三間堂棟由来」のことを書こうとして調べていて、ん?
先輩が“異類婚姻譚”をテーマにして論文を書いていたのはほんと。
でも、すっかり忘れていたことを発掘しました。

文楽の方では舞台が熊野でしたが、卅三間堂の棟木の由来譚の伝承としては兵庫にも残っています。
ネットでおりゅう柳跡なるものも発見。
あれ?これ八鹿町やん。
て…ことは、


こちらに収録されているのか…。段々甦る記憶。
私は本を開けた。


おりゅう柳が並んでいるや~ん。
実はこの本の元となる聞き取り調査に行っていた学生時代の私。
この時の記憶が残っていたのだな。

尚、文献としては“中世にはじまったとされる古浄瑠璃の「熊野権現開帳付平太郎きすい物語」にまでさかのぼることができる”(104頁)そうです。


こちらも参考に取り出して久々に調べものを。
私の専攻は児童文学で専門は昔話。大学の講師、先生になることは鼻から望んでいなかったけど、在野の研究者でいたいというのが卒業する時のかすかな望みでした。
でも、やっぱり仕事をはじめると気が多い私の興味をひくことは世の中にたくさんあり…地道に積み重ねるってのはなかなかに難しい。学問も語学も中途半端なのが私の忘れ物です。
昨夜、ネットを徘徊していたらアニメ日本昔ばなしのファンの方がネットに上がっている動画を整理して分類、類話、原典などをホームページにしている方を発見。ご本人、民俗学などの研究者ではないとのことですが情報量の多さに舌を巻きました。学ぶことってそう決めた時からはじめられるんや。
ということを学んだのでした。
コメント
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