愛国の 福澤諭吉の 里の秋
馬糞 Bafun
中津の駅に降り立つと真っ先にガラスケースに入った
福澤諭吉の胸像が目に入った。
菅原の道真よりも偉人であり、学問の神ともいうべき人
物であるが、神社に祭られるでもなく、ひっそりとした諭吉
邸がささやかな観光名所風に保存されているに過ぎなかっ
た。
諭吉の記念碑は慶応大学がその本拠であろう。
九州にはその威光を引き込む求心力はないらしい。
本来、慶応大学に掛け合って、「福澤諭吉記念教育大学」
を設立するくらいはできたであろうに・・・。
中津は、まさに福澤諭吉の田舎だった。
福澤諭吉は仏教で言えば如来格をもち、キリスト教で
言えば、天使の最高峰に位置する神格をもった大指導者
である。
過去世は朱熹だという。
そのような如来が九州中津を縁として近代日本の独立を
指導した。
独立不羈の精神を教育の指針とし、かつ、国家独立の
基本であると啓蒙した。
それが愛国心であると。
因みにもう一人、同時代に如来が出ている。
内村鑑三である。
キリスト者でありながら、「二つのJに仕える」と言ったこと
で有名である。
二つ目のJはJapan日本である。
日本人は日本国で育ったではないか。
日本国は、諸外国に生かされている。
人を愛し、国を愛することは道徳の根幹でもあろう。
愛国心なくしては、国際人もまた育たない。
自我の欲望(エゴイズム)に夢が描けず、かといって愛国
心を知らなければ、ニートになるのも無理からぬ。
自立をするということは、孤独になることではない。
仲間を得るということである。
国家を支え、発展する使命を負っているからである。
愛国心教育は自立教育の根幹にあるということである。
敗戦以来61年間、愛国心という如来の基本指針を汚さ
れ、喪失してきたのが現代日本である。
即ち、独立国家としての精神を喪失してきたのである。
それを意図的に画策してきたのが朝鮮系の偽右翼であ
り、共産党、社民党の一派である。
民主党もその性質を持っている。
日本の皇室と愛国心を冒涜する右翼街宣活動は、朝鮮
の日本侵略のための心理作戦の一環で実施されている
と言う。
妖怪・文鮮明の統一教会(勝共連合)活動も同様である。
そのなすがままに、「愛国」と言う言葉さえも汚辱され、
教育の指針から遠ざけられているのだ。
こうした外来の虫に感染した獅子身中の虫の巣窟となっ
たのが公立学校である。
日教組がその代表である。
公務員系の労働組合も同様である。
国家から金をもらうのが社会主義の習いであろう。
これら獅子身中の虫を駆除せずしては教育改革はなく、
国家財政再建もまたない。
「愛国心」を嫌う者こそ、駆除すべき獅子身中の虫である。
この虫を駆除し、愛国と言う言葉を洗浄せずして、独立国
家としての教育の再建はないのである。
愛国の武士(もののふ)よ、「学問のすすめ」を再読して、
教育改革に着手しようではないか!
Bafun
※ 諭吉邸前の通り