土居流 浜の清めの 汐を取り
馬糞 Bafun
7月9日は全流れのお汐井取り、清めの汐を得て、いよいよ、
博多祇園山笠の山が連日、勢いを増してゆく。
10日は流れがき、
11日早朝の朝山と午後からの他流がき、
12日午後3:59からの追い山ならし、
13日午後3時30分からの集団山見せ、
14日夕方の流がき、そして、
15日午前4時59分からの追い山笠のフィナーレとなる。
今年の一番山は土居流。
午後7時過ぎ、そのお汐井取りの大部隊が帰陣する「おっしょい」に
遭遇した。
う~ん、めでたい!
奉納の 博多祇園の 八百万
(やおよろず)
博多祇園山笠は、奉納神事である。
私は、現代のイベントというのを好まない。
イベントは、祭りでなければならない。
祭りとは、神事である。
神との対話である。
ところが、最近の夏祭りときたら、安易な人集めの花火大会である。
盆踊りもめっきり少なくなった。
現代は病気である。
魂を忘れ、神を忘れた病気である。
博多祇園山笠は清めの神事である。
走る男たちは、「山のぼせ」といわれるが、現代の博多に健在の
八百万の神々というべきであろう。
櫛田に集う、博多の八百万の神々よ、博多の夏を清めたまえ!
Bafun