アンパンを 食うたり今日の 秋祭り
梅士 Baishi
今日も天神は賑やかだった。
いい季節である。
烏賊釣りの季節なのだろうが、まだ、坊主のままだ。
坊主は一人修行する時間が必要である。
そこで、今週末は、ひそかに決行しようと思っている。
「坊主が屏風に坊主が上手に釣った屏風の烏賊の上手
で坊主な絵を描いた」という新説を発表したいと思う。
長崎の夜景がきれかろうよ。
なんて、暢気なことを考えていながら、末期がんの病
床にある叔父が気になって電話をしたら、入院している
という。
今月21日が、父の二周忌、それに合わせるように叔父
が旅立つというなら、大変だ~と気持ちが動転した。
モルヒネを打って痛みを抑えているという。
叔父は厳しい人だった。
一代で百人以上を雇用する広告代理店を作った。
息子が貢献した部分もあるが、今は斜陽である。
大学時代、叔父にはずいぶんと世話になった。
それを思うと切なくなる。
たくさん、聴いてほしいことがある。
父の最期のように、末期に会うのは嫌だ。
父は苦しい息の下、心電図が下がってゆくのを見つめ
ながら、ずっと父の頭に手を置いて手当てをしたのだっ
た。
叔父とは、会話をして、見送りたい。
もう、寿命は決したのであろうから・・・。
「もう、いいかなって気分になるねえ」と言っていた。
叔父は、もう十分に生きた。
ホールインワンも三回した。
自家用車のベンツも達者に運転した。
苦しい青年時代と、その頃の無骨で納まりの悪い恋愛
の形跡もあった。
銀座の末広のステーキもご馳走になったから、良いと
思う。
そんな尊敬する叔父に会いに行きたいと思う。
国難のときである。
叔父にも、まだ為すべき使命があろう。
奇跡を与えたまえ!
【 武士の心得 】
男子の本懐というものがある。
はがくれといい、武道初心集といい、常に死を覚悟し、
常に帯刀を忘れざること、という無私の心得があった。
今の政治家にはとんと感じられない潔さである。
民主党議員にとっては、「時代が違うよ」という、ど
ぜうの昔話なのだろう。
松下幸之助さえ、「時代が違うよ」で切り捨てる凡庸
が首相とは、民主党を祭り上げたマスコミの愚劣には鼻
をつまむ。
政治家たる者よ、武士の初心忘るべからず。
男子の本懐を望む者たちよ、これ忘るべからず。
立憲女王国・神聖九州やまとの国
梅士 Baishi