通り雨 信号一つ 待って行き
梅士 Baishi
神聖九州やまとの国気象局は梅雨明けを宣言せり。
夏雲が立ち、クマゼミが鳴き始めたからである。
あんまり暑いので、身の置き所もなく遍路の道に出た。
久しぶりに九州大学演習林を訪ねた。
狙いは、ねじ花と蜻蛉である。
あんまりぱっとしないテーマではあるが、桜が満開の時、桜の大木
が伐採されていたことに衝撃を受けて以来の訪問である。
その犯罪の痕跡は、つい最近撤去されたらしい。
そういう運搬の痕跡が見られた。
ねじ花も撮影した。
蜻蛉はずいぶんと踏ん張って立ちつくしたが、オニヤンマをとらえ
ることはできなかった。
とらえたのは、動きの遅いオハグロトンボである。
それでも、黒い羽根に虹色が輝いて美しいトンボである。
蝉の鳴き声はすぐ近くに聞こえるが、蝉を見つけることができない。
子供の頃はすぐに見つけて捕まえていたものだったが、感が鈍っ
ているのだろうか。
しかし、目を凝らしているうちに、遂に、ニイニイゼミを捉えた。
蠅のように小さく感じられた。
空には積乱雲が立ちあがり、いかにも夕立ちの気配が感じられた。
急ぎ下山することにした。
今回は下駄ばきである。
ウォーキングシューズとは勝手が違って足がパンパンに張っている。
それでも、高架橋の下に駆けこんで夕立ちをやり過ごした。
ちょうど一信号で夕立ちは通り過ぎた。
汗びっしょりでいつもの町営温泉にへたり込んだ。
それが、わが七夕であった。
アイスクリームがおいしかった。
フランクリンルーズベルトの霊言を読みながら、世界タイトルマッチ
の相手に指名されながら、予想通りノックアウトというやせ細ったハー
ドパンチャー日本の戦いが「立つんだジョー」というセリフに重なった。
【 文明論入門 】
文明とは、宗教を核とするマクロ的な繁栄形態を言う。
宗教的な基盤をもたない文明はない。
同時に、宗教の寿命が文明の衰亡を決定する。
このような観点からすると、現代は宗教の寿命が尽きようとしてい
るキリスト教文明とイスラム教文明が力尽きようとしながら衝突して
いる老化現象がある。
もう一つは、宗教を敵視して滅亡の危機に瀕している中華文明と、
宗教を排除して滅亡の危機に瀕している日本文明の衝突という退化
現象がある。
しかし、唯一の光は日本にある。
独立宣言の問題提起があり、かつ、幸福の科学という新しい世界
宗教が立ちあがっているからである。
文明論とい切り口から考えられる人類の未来は、日本に始まるア
ジア新文明以外にはない。
これが実現しないなら、地球は「猿の惑星」になるだろう。
日本の活路というのみならず、人類の活路は、中国の自滅と民主
的再生、日本の独立宣言と幸福の科学の躍進にかかっている。
イスラエルとイスラムの対立も、日本の指導が鍵を握っている。
イスラム諸国は、日本を尊敬しているからである。
学生に語ったことであるが、イスラエルはカリフォルニアに転居した
ほうがよい。
するとシュワルツネッガーとイスラエルのいざこざが起こりかもしれ
ないが、その方が禍が少ない。
幸福実現党の選挙活動はあまりに稚拙であるが、なんとか議員を
誕生させたいものだ。
ちなみに、ピンクの旗を掲げた女性候補者は軒並み落選するであ
ろうと思う。
あんまり女に依存しないほうがよい。
頼りになるのは、ピンクの女ではなく、ゴールドな女である。
ちがいますか？
ちょっとおかしいんじゃない？
あまり、有権者に媚びないほうがよいと思いますがね。
そういう弱腰が感じられることである。
立憲女王国・神聖九州やまとの国
幸福実現党応援隊・ 梅士党
