鼻風邪に ゑびすの鯛も 跳ねており
梅士 Baishi
鼻風邪がなかなか退散しない。
そのうちに、十日えびす二日目の宵ゑびすになった。
くしゃみの度に、ゑびすの鯛が跳ねるようである。
勢いがあってよいのかもしれない。
定休日の今日は、鼻水と格闘しながらぼんやりとして
過ごした。
こういうときは映画を見るに限る。
アマゾンの無料映画を二本観た。
剣客浪人夫婦の純情な旅路・『雨あがる』と、陰謀の
参勤交代を命じられた磐木藩の試練の参勤交代を描いた
『超高速参勤交代』の二本である。
頭が回らないときは、時代劇に限る。
二本とも、武士の心意気を感じる作品で、貧しくとも
日頃から武道を鍛えている武士の清々しさを感じさせる。
同時に、昔の女は偉かったなあとも思う。
今の女の偉さとは己の仕事や出世だろうが、男からみ
ればライバルにすぎない。
現代は男と女の区別がつきにくい。
「女の時代」とは、女の姿をした男が活躍するという
時代なのだろうが、男の香り、女の香りというべき男女
の淡い関係の時代というべきかもしれない。
香りでうまく活力が生まれれば、それもまた一つの進
化なのかもしれない。
それにしても、風邪は映画を楽しむに限る。
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