
蝉しぐれ かりんとうなど ぽりぽりと
中村 梅士 Baishi
今朝9時の気温が30℃、高温注意報が発令されてい
る。
バンコクの最高気温予報は30℃、想定外に低い。
バンコクより暑いのか・・・。
お中元は買いそびれてしまった。
やっぱり、8月にならないとその気にはなれない。
明日は新暦の盆だが、まったく、盆を感じない。
それより、追い山だが・・・。
かりんとうに季節感はないが、のんびりとした日常感
はある。
朝のお茶を飲みながら、ポリポリと食う。
忙中閑ありである。

1924年オリンピックパリ大会を舞台に青春を駆け
抜けた英国陸上代表選手の葛藤と戦いを描いた映画『炎
のランナー』を視聴した。
当時の陸上競技の環境やアメリカの台頭などが興味深
かった。
プロを忌避したアマチュアリズムの厳しさ、ユダヤ人
であることの被差別感、安息日に仕事をしてはならない
というキリスト教の硬直した信仰など、歴史を感じさせ
るものだった。
ユダヤ教では安息日にしてはならない「仕事」の戒律
がタルムートなどの律法に詳細に規定されているという。
イエスの時代人も、パリサイ派の律法学者が形式主義
的な戒律厳守を求めてきた。
聖書でもキリストの弟子たちが安息日に麦を手で揉み
だして食材を得た行為について咎められた記事がある。
これに対してイエスは、神の意思に反していないと反
論している。
形式主義ではなく、神の意思を忖度することができる
かどうかの格の違いである。
ユダヤ人は現代でも白眼視されているようである。
それは、ナタリー・ポートマンの守護霊対談でも厳し
い内容で語られていた。
一流の技を身につけなければ差別を乗り越えては行け
ないのだと言う教えである。
ユダヤの選民思想は差別意識であり、勢力が強いとき
は冷酷な差別者となり、勢力が弱いと差別を受けるとい
う歴史の繰り返しを生んできた。
神がユダヤ人とだけ特別の契約をしたという啓示を信
じているのだろうが、むしろ、悪魔のささやきであった
だろう。
英国のアマチュアリズムも、高貴なる精神を守るため
のものだっただろう。
しかし、それが差別に転化し、「下賤」な者たちのプ
ロフェッショナルを拒絶してきたが、ついには無視でき
なくなったのである。
アメリカのオリンピックにおける台頭はその象徴であ
ろう。
これをユダヤ教と同列に論じることはできないが、高
貴なる精神を、異質に対する偏見や差別意識にすり替え
てはなるまい。
それこそ、優越感に付け入る悪魔の狙いである。
信仰の自己変革、質の高い教育改革こそが求められる。
現代の最大の脅威は、権的差別大国チャイナの存
在である。
今朝のニュースに、チャイナ民主化運動の論客、劉暁
波氏の実施的獄死を報道している。
共産主義思想の本性であり、共産国チャイナの本性で
ある。
共産主義と人権尊重は矛盾する。
日本でも、共産主義や社会主義の人権意識を問い直す
べきであろう。
日本国独立宣言・神聖九州やまとの国
New Asia Happiness Party


