先陣の 蝉わしわしと 名乗りたり
中村 梅士 Baishi
今朝ぼんやりしていると、ワシワシワシと一番ゼミが
鳴き始めたので驚いた。
普通なら、ニイニイゼミがジワ~ンと鳴き始めるもの
だが、いきなりクマゼミが一番名乗りを上げたのである。
しかも、まだ6月下旬である。
これは初めてのことである。
世間の気象台はまだ九州北部の梅雨入りを宣言してい
ないが、もはや空梅雨が明けたかのような初蝉だった。
わが気象台としては、これをもってつゆ明けを宣言し
たい。
因みに今日は博多の夏至である。
東国の夏至とは一日近い時差があるらしい。
これも発見であった。
その博多の夏至の記念もかねて、久しぶりの10km
走に出た。
これまでの小さめのランニングシューズに見切りをつ
けて新しいのを買ったのだが、今までジャストサイズだ
ったはずの27cmなのに、やや窮屈である。
サイズ表示は一応の基準にすぎず、正確ではない。
小さいと、踵を痛めるか、靴の踵に穴が空くかだ。
返品も面倒なので、まずは履きならそうと思ったのも
10km走の動機だった。
久しぶりに走るとなると、自信がないものだ。
気温は25℃、北風が強いコンディションだった。
ペースは上がらなかったが、なんとか10kmを1時
間10分程度で走ることができた。
本当にスロージョグだが、夏至の日は長いのだ。
目標ペースは1時間だが、無理はできない。
昨日転んで打撲した膝の痛み、左ハムストリングの痛
み、右足首付近の疲労感など、大して走ってもいないの
に、微妙な不具合が起こるものである。
ともかく、夏至の日中に10kmを走ったのだ。
とりあえず、自信になる。
シャワーを浴びて、セロニアス・モンクのジャズを聴
きながら、ボルドーの少し上等の白ワインを飲む。
これも、初蝉を祝うなかなか優雅な一時である。
梅雨明けの、少しさらさらとした風が心地よい。
何かしら、七夕のような気分である。
仙谷由人の霊言を読んだ。
最悪の民主党政権をリードした60年安保世代の残党
であり、いわば悪党の主犯格である。
大川隆法総裁の同郷で東大法卒の先輩格という縁があ
っての霊言なのだろうが、収録から一年近くたってから
の出版だった。
会員の間でもあまり人気がなかったらしい。
死んでみるとコミュニケーションが成り立たないこと
に欲求不満になるらしい。
メッセージできるのは幸福の科学以外にないというこ
とで、敵対勢力であるにもかかわらず、同郷のよしみと
いうところに頼ってきたらしい。
お礼にということで、選挙心理学のような上手に得票
につなげる話法や根回しなど既成政党のノウハウを開陳
していたが、幸福実現党には無用の配慮である。
選挙人に媚びるような言論で得票するべきではないか
らである。
投票率40%程度の票田に幸福実現党のメリットはな
い。
選挙離れしている無投票票田にこそ、幸福実現党の得
票源があるというべきである。
ばかばかしくて投票に行っていなかった選挙民に訴え
て、既成政党に反旗を翻すような投票をこそ開拓するべ
きなのである。
そのような呼びかけを選挙活動でやるべきである。
それは革命選挙と言うべきであろう。
白手袋で手を振るような選挙運動のまねはするべきで
はない。
選挙で革命はできると訴えることだ。
日本国独立宣言・神聖九州やまとの国
New Asia Happiness Party