felice-sakura の日々戯言

パチンコが大好きな理系人間。鉄道写真とプラレールの収集が趣味。あと、萌えも少々… そんなオタクな人間の日々の戯言。

白を白くが難しい…

2013-11-10 23:06:32 | 戯言
『デジタル写真のRAW現像・レタッチから、モニターでの確認、プリントまで、そのポイントや方法をお教えするセミナーを、高画質RAW現像ソフト「SILKYPIX」のメーカー、市川ソフトラボラトリー様とコラボレーションし、特別開催します。』
昨日、モニターのメーカーである「EIZO」が主催するそんなセミナーに参加して来た。

場所は、TKP大阪梅田ビジネスセンター。


大阪在住で車に乗っている方ならご存知であろう、建物を高速道路が貫いているあのビルである。

今回の参加目的の一つはRAW現像のセミナー。
これまで行ってきたRAW現像は全て自己流で、多少は本などを読んで勉強もしたが、RAW現像について人から学んだ事はなかった。
なので、改めて人から教えてもらう事で何か新しい発見があるのではないかと。

そしてもう一つ。
私にとってはこっちが本命。
モニターのカラーマッチングとキャリブレーション。
これについて詳しく知りたかったのだ。

モニターに白を白く表示させる。
当たり前にも思えるが、この調整が如何に難しいか。
常日頃、私が悩んでいる事の一つである。

色合いを正しく調整されていないモニターを使って、いくら画像の色を調整したところでそれは全く意味を持たない。
その事を痛い程に知らしめされたのが、私が今書いているこのブログである。

早いもので、このブログを書き始めてから7年程になる。
その頃ようやくコンデジを使い始めたばかりで、デジタル写真についてはほとんど何も知らなかった。
使っていたパソコンもインターネットさえ出来れば良いとの考えで買ったチャチな物だった。
そして、ほとんど知識の無いままで、そのパソコンを使って撮った画像を調整していたのだ。

とりあえずは赤が赤に、青が青に映るモニターである。
まさかこれの色が合っていないなんて当時は夢にも思っていなかった。
そして今年の2月。
新しいパソコンに買い替えて、その色合いの違いに驚愕したのである。

どうやら以前のパソコンのモニターは、適正より青っぽく、そして明るめに表示される様になっていたらしい。
なので、そのパソコンで色調整してUPした画像は、キチンと調整されたモニターで見ると茶色っぽいアンダー気味になっているはず。
そう思い、昔の記事を新しいパソコンで見直してみると案の定だった… 

何年もの間、こんな画像をUPし続けていたのだ。
そのくせ記事中では、露出がどうのとかバッチリ撮れただの…
穴があったら入りたいとは正にこの事。恥ずかしいにも程がある。
いっそ、ブログを閉じて何も無かった事にしてしまおうとも考えたくらいだ。

そんな事もあって、新しいモニターは自分なりに出来るだけの色調整をしたつもりだ。
とは言え、今使っているモニターが正確な色を示している保証も無い訳で、以降UPした画像がトンデモナイ色になっていない保証も無い。
まあ、昔の物よりマシな色になっているとは思うけど。

古い記事を見直して、余りにも酷い色になっている画像は今後出来る限り差し替えをするつもり。
でも数が数だし、作業できる時間も限られている。
なので、もしそんなトンデモナイ色の画像を目にしたら…

是非、脳内での色調変換をお願いします