土曜日の講演会では、聞こえない方はいらっしゃいませんでしたが、神父さまも手話つけてねとおっしゃったこともあって、いらっしゃらなくても手話通訳をしようと言うことになりました。手話通訳者とサークルの二人(いつも通訳担当している)の3人で15分ずつ交代で通訳しました。私がいちばん未熟ものです。
それでも、解らない時、前にいる通訳がちゃんと教えてくれるので助かります。結局通訳者は全部をみていなければいけないから、疲れたことと思います。
内容は、聖書のモーゼの十戒の出来事など、旧約聖書の話です。神学校で聖書を指導してきた神父さまなので、「神学校で勉強したころを思い出しました」と取材にいらした神父さま。テーマはヨハネパウロ二世が、神さまのいつくしみを大切にするように定めた「いつくしみの聖年」神さまのいつくしみ=愛とおもいやりについてです。旧約聖書の神さまも新約聖書のイエスキリスト、そして遣わした御父も、同じように私たちへの愛といつくしみの方だということ。私たちはそのことをまわりの人に伝えてゆくことが大切だということでした。
巡礼でいらした小金井、船橋、立川の方とお話しました。手話はわからないけれど、通訳の人がいると安心できる。高齢で聞こえの悪い方にもうれしいことだなど、トイレの行列でお話を伺いました。
今週は、両親のために、お坊さんがお経まいりにみえます。考え方などはまったく関係ありません、お互いを思いやる気持ちが一番大切だと思いました。
昨夜のテレビ。Eテレの障害者の番組で、盲導犬とともに歩む、盲ろう者の生活を見て、とても感動しました。聞こえなくて、見えないわけですから、盲導犬も日本では盲ろう者のためというのは少ないのだそうです。イギリスやアメリカでは盲導犬・聴導犬と両方を訓練するところがあるそうです。二人?が互いに苦労している姿、なによりも盲ろう者の方が、とても前向きな態度に、感動しました。再放送があるそうなのでよかったら見て下さい。
「道を拓(ひら)く 盲ろう者と盲導犬」
7月15日(金)午後0時45分~1時 再放送 Eテレ ろうを生きる難聴を生きる