きのうから、ゲームの話題で持ちきりですが、ゲームに夢中になっているくらいが平和でいいかもしれない。
今日の手話ミサは、第一朗読の朗読担当でした。創世記 アブラハムが神さまに尋ねる箇所です。ソドムとゴモラを主が滅ぼすという話をきいたアブラハムが、「もし、良い人がその中にいたら、それでも滅ぼすのですか?・・・」と繰り返し尋ねる箇所です。神は一人でもいたら滅ぼさないと答えるのです。(最終的に、ソドムとゴモラは滅ぼされるのですが)
聖書の話はそのままの言葉をうけとると、だったらどうして戦争はなくならないのだろう。罪もない人が災難にあうのが現実ですし、解らない所は沢山あります。大切なのは神さまは私たちといつも共にいて、愛にあふれている方ということだと思います。
ミサの前には、東日本被災者のための祈りをしていますが、今月から熊本の被災者の方のためにもお祈りしています。なんだ!祈るだけかと思われるかもしれませんが、苦しい人たちのことを忘れずにいることは大切、一人一人自分のできることを考えればいい。
「主の平和」「主の平和」とミサの中で、前横後の人に挨拶します。なかなか全員の顔を確認できないのですが、お御堂に平和の声があふれる時です。
嫌いな人や、顔を合わせたくない人もあるんだ。できるかぎり笑顔でを心がけているのです。