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都知事選に蓮舫氏が参戦~自民党・小池陣営危うし?

2024年05月29日 06時04分51秒 | 政治

27日に立憲民主党の蓮舫氏が来る7月7日に予定されている都知事選に立候補する旨の表明がなされた。自民党は独自の候補を立てることができないため、公明党とともに小池現都知事を推薦することになると思われるが、先の15区補選で乙武氏を推薦することをやめた経緯があるので、推薦しない可能性もある。自民党の萩生田氏と小池氏はズブズブの関係なので、何ともいえない感じである。いずれにせよ、自民党は、静岡県知事選でも惨敗し、4連敗中であるが、小池氏を推薦しなければ不戦敗となるし、推薦して負けたら、致命的な5連敗となり、政権交代が現実味を帯びてくる。

小池氏は、学歴詐称問題で窮地に陥っており、今回の立候補に当たって、カイロ大卒という学歴は削除する可能性もある。カイロ大卒と書いたら、元側近である小島敏郎氏が公職選挙法違反で刑事告訴すると明言しているからである。一方、カイロ大卒問題については、エジプト政府が政治的意図で卒業を認め、利用しているわけだから、学歴詐称というような小さな問題ではない。そこを追及することはエジプト政府に対する批判であり、カイロ大学声明は日本のメディアに対する脅迫、警告を発しているといえる。見方を変えれば、彼女は日本の政治に外国政府の介入をうまく利用していることになり、それはそれで問題でもある。カイロ大学声明の本質やその辺の事情については、下記の「日本の権力を斬る!」で、エジプト事情に詳しいジャーナリストの浅川芳裕氏が詳しく解説してくれている。

今、小池氏の実像、正体については、週刊・月刊誌やネットメディアで大々的に取り上げられており、プラスの話題はほとんどない。マスメディアも都庁記者クラブの無能な連中が都知事によって、操られているので、ネガティブな報道は出てこないと思うが、どこまで都知事を忖度するかにかかっていると思われる。日本のマスメディアは、自民党の裏金問題、ジャニーズ問題、木原事件それに大阪万博・IR問題等時の政権や体制べったりというか忖度というか、本来のジャーナリズムに仕事を放棄しているとしか思えないほど地に落ちている。その点、小池氏は、現職の強みとエジプト政府をうまく利用するとともに、自民党とも裏で手を組むことができるので、有利ともいえる。

都知事戦では、ネットの世界では有名な石丸伸二安芸高田市長も立候補を表明しているが、蓮舫氏については、知名度は高いし、無所属ながら立民党と共産党が推薦するようなので、現職が強いといっても恐らく五分五分の戦いとなるであろう。東京五輪の強行、神宮外苑再開発問題しかり、自民党や小池都政による利権政治にはこりごりなので、都民も目覚めてほしいものである。今回、小池氏が再選するようであれば、3期12年もの間、都政が伏魔殿と化すことになるので、日本の民主政治も終焉を迎えることになりそうである。

郷原信郎の「日本の権力を斬る!」(5/5): https://www.youtube.com/watch?v=xoKR8TXE2FQ



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