1月9日より、豪華キャストによるNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」が始まり、初回を興味深く見た。興味深いのは、ドラマは1175年から始まるが、今興味ある親鸞聖人が生誕した1173年と時代が重なるので、その時代背景がよくわかるからである。
今回の大河ドラマは、鎌倉幕府の第2代執権、北条義時(小栗旬)を中心に平家から源氏の鎌倉時代への移行時の時代背景で、義時が幕府の最高権力者となるまでに至った物語が描かれていくということで大変興味深い。義時の他に、平清盛(松平健)、源頼朝(大泉洋)、北条政子(小池栄子)、源義経(菅田将暉)とか歴史的にも有名な人物が目白押しで、演ずる役者も豪華メンバーで、ワクワクする予感がある。三谷幸喜氏が原作・脚本を担当しており、親しみやすく描かれているので、思いのほか気軽に見ることができる。
タイトルの『鎌倉殿の13人』の意味だが、“鎌倉殿”は源頼朝のことで、“13人”とは、頼朝の死後、幕府を継いだ源頼家を補佐する13人の家臣のことを示しているという。鎌倉幕府の誕生が1192年だからこれからの展開が楽しみである。
また、この激動の時代は、親鸞聖人が生きた時代であることから、親鸞の教えを理解するのに大変役立つのではないかと思われる。平家物語の「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり」といった言葉を思い出し、まさに親鸞の教えに通じる時代背景がよくわかる。親鸞の教えを布教している鞠谷隆太さんも、下記の動画で比較考察をしてくれている。これからが楽しみである。今年は、まだ海外旅行は無理そうなので、ドラマの舞台である鎌倉を旅してみたい。
菊谷隆太さんによる比較考察: https://youtu.be/28L94AFaZD0
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