東京では、例年だと平均でも3月24日にはソメイヨシノの開花が宣言されるが、今年は2月から3月にかけて、低温、雨模様と天候不順が続き、異常気象がもろに日常に影響を及ぼしている。過去の開花日は、2011年-3/28 2012年-3/31 2013年-3/16 2014年-3/25、2015年-3/23、2016年-3/21、2017年-3/21、2018年-3/17 2019年-3/21 2020年-3/14 2021年-3/14 2022年-3/20 2023年-3/14ということで、今年がいかに遅いかがよくわかる。ちなみに、一番遅かったのは、1984年の4月11日だっという。2012年以来の遅さで、昨年より2週間も遅いというから、異常気象を感じる。いつもは毎週水曜にテニスを楽しんでいるが、今年の3月は4回の内3回も雨で中止となり、天候不順を実感していたが、桜も同じ思いでいたことであろう。
桜の開花及び満開予定日は、我々の花見計画に多大な影響を与えるので、皆関心が強く、毎日、テレビの天気予報を見ていたと思うが、今年は気象庁の予想は完全にはずれた感がある。当初、東京の開花予定日は22日頃と言っていたが、それが24日になり、26日になり、ついには28日になっても開花宣言が出されなかった。それほど雨が降ったり、寒かったりの異常気象が続いていたといえる。お花見の宴会やお花見クルーズ等は、事前の手配が必要なので、途中で変更できず、桜も咲いていないのに、宴会をやったり、桜まつりをしたり、クルーズ船に乗ったり、悲劇そのものである。晴れているならまだしも雨模様の天気とあっては、泣きっ面にハチである。
我が卓球クラブの花見も開花予想を参考に29日にセットしていたが、開花宣言は出たものの、ほとんど咲いておらず、それに大雨状態で、最悪の環境となった。会社勤めの人は、宴会を29日の金曜にセットしていたところが多かったと思うが、皆がっかりしたと思われる。我々は、雨天に備え、近くの公民館を借りていたので、まだ咲かぬ桜を恨めしく思いながら、屋内でお花見弁当のランチを取ることに相成った。また、31日に桜の名所でもある洗足池に居を構えた子供・孫家族のところに集まり、皆でお花見を計画しているが、満開とは程遠く、2分咲き程度に終る可能性が大である。当初は、お花見には遅すぎるかと思ったが、とんでもない展開である。このぶんだと、満開は遅れに遅れて4月6~7日の週末あたりとなりそうである。週末は混むので、その前後あたりでどこかでリベンジしたいところである。
今年はどれだけ見ることができるかわからないが、昨年は頑張って品川区の桜の名所を見て回り、50か所を選んでユーチューブを作成したので、まずはこの50選で満開の桜の雰囲気を思い出してみたい。また、開花日には、東京タワーが桜色にライトアップされるので、近くの知り合いのマンションの14階にお邪魔し、上部だけだが、ピンクに彩られた東京タワーを拝んだ。
しながわ桜名所50選: https://www.youtube.com/watch?v=lXtUoAzYdOY
さくら色にライトアップされた東京タワー(3/29)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます