平成湘南日記...一語一絵

あせらずゆっくりのんびりと
花とニャンコとクッキング
時々俳句とデジ散歩
自称カメラ小僧の気まぐれ風まかせ日記

小寒に牡蠣雑炊

2010-01-05 21:07:37 | 二十四節気
1月5日は小寒(しょうかん)。
二十四節気の1つで、今日および今日から大寒までの期間です。

寒さが最も厳しくなる前の時期。
『暦便覧』では「冬至より一陽起こる故に陰気に逆らふ故、益々冷える也」と説明している。
この日を「寒の入り」、この日から節分(立春の前日)までを「寒(かん。寒中・寒の内とも)」と言い、冬の寒さが一番厳しい時期となる。
この日から寒中見舞いを出し始める。

夕食は「牡蠣雑炊」で。


①かきは塩水で振り洗いして水気を切り、三つ葉は2cmくらいに切っておく。
②鍋に「だし」を取り、一煮立ちさせご飯を入れてさらっと混ぜ、かきを加えて沸騰したら三つ葉を散らし、蓋をして1~2分置く。

野菜は欠かせないというので、ちょっと冷たいけれど「野菜サラダ」


①ブロッコリを熱湯に通し少し柔らかくなる程度に茹でる。
②レタスと①を皿に取り、海苔、かつぶしをトッピングしドレッシングで。

冬至柚子独逸料理の今宵かな

2009-12-22 16:32:48 | 二十四節気
久しぶりで二十四節気についてです。
今日12月22日は冬至(とうじ)、二十四節気の一つ。
12月22日ごろ、およびこの日から次の節気の小寒までの期間。
北半球では太陽の南中高度が最も低く、一年の間で昼が最も短く夜が最も長くなる日。
『暦便覧』では「日南の限りを行て、日の短きの至りなれば也」と説明している。

Web検索によると、冬至には(あるいは冬至から翌日にかけて)、世界各地で冬至祭が祝われるようです。
太陽の力が最も弱まった日を無事過ぎ去ったことを祝う(?)日。
クリスマスも起源は冬至祭、とありましたがどうなのでしょう。


先週末やっと、ドイツで注文したワインとソーセージが届きました。
かれこれ10日以上かかったということになりますか。
それを今晩、試してみました。



<ワインとソーセージ>

ということで今晩は、またドイツに舞い戻ったようなメニューで行っちゃいました。

<ソーセージ、キャベツ、スティックブロッコリーの盛り合わせ>
ソーセージ・・・ボイルしてその後、油を使わずに空炒めするだけ。
キャベツ・・・1/4くらいの量をザクザク切ってカップ1杯の水で茹でる。
途中、トリガラスープ(ヴイヨンでもよい)とバターを加え、水分が少なくなるまで煮込む。
スティックブロッコリー・・・半分に切りアルミホイルに載せ、塩、コショウ、バター、パルメザンチーズをそれぞれ適宜にふりかけ、オーブントースターで10分くらい焼く。

<ポテト炒め/画像はありません>
ジャガイモ・・・細切りにし、油でやわらかくなるまで炒める。
途中、塩、コショー、するだけ。


味付けは私流につき、本場物とは比較にならないかも分かりませんが、雰囲気重視...しかも出来たてのアツアツを。

旅行記も終わったのでいい加減ドイツから離れようとしましたが、まだまだですね。


ところで冬至...柚子湯の日だなあとおもっていたらお昼頃にタイミングのいいことにまた今年もご近所さんから柚子を沢山頂戴しました。
まずは5、6個をお風呂に入れて柚子湯。
大雪、寒波に見舞われている日本を思いながら、...いつもカラスの行水なのがついつい長湯。


<残った柚子たち>
残った半分はどうしましょう、と今考え中。


本当に久しぶりの句です。
●一年を思ひ巡らし柚子湯かな 楓山人

暖かい立冬

2009-11-07 10:59:04 | 二十四節気
今日は立冬、二十四節気の1つ。
11月7日およびこの日から小雪までの期間。
十月節ともいい、『暦便覧』では、「冬の気立ち始めて、いよいよ冷ゆれば也」と。
秋分と冬至の中間にあたり、この日から立春の前日までが冬となる。

今朝は特に冷え込みも無く暖かな立冬の朝となりました。
寒くなると猫たちが明け方あたりから布団の上に乗ってきたり潜り込んでくるのですが、今朝はそのようなこともありませんでした。


<今朝の富士>
冷え込みがない分、空は全体に薄曇りで遠景はぼんやりともやが掛ったように。

朝ごはんのあと家の周辺をちょっと歩き回りました。
徐々に青空が広がってきました。

<街路樹のナナカマドの実>
北海道や東北によく見られるナナカマドの街路樹が、駅へ行く途中の道にもあります。

ナナカマド(七竈)
バラ科
赤く染まる紅葉や果実が美しいので、北海道や東北地方では街路樹としてよく植えられている。
夏には白い花を咲かせ、秋にはあざやかに紅葉し赤い実が生ります。
実は鳥類の食用となり、果実酒にも。
備長炭の材料として火力も強く火持ちも良いので作られた炭は極上品。
北欧などでは魔よけにも。
「ナナカマド」という和名の由来は、
・大変燃えにくく、七度竃(かまど)に入れても燃えない、ということから付けられたという説が、広く流布
・7度焼くと良質の炭になる、という説
・食器にすると丈夫で壊れにくい事から、竃が7度駄目になるくらいの期間使用できる"という説なども
「燃えにくい」ことから、火災よけ、落雷よけの木ともされてきた。


<木守柿>
柿の実を全て採らずに残しておくこと。
『来年もよく実りますように』という意味で。
鳥たちへのお裾分けという意味も。


●今朝の冬仔猫のまるき背を撫でて 楓山人
立冬の朝を“今朝の冬”と言います。

処暑/竜胆

2009-08-23 20:34:14 | 二十四節気
今日8月23日は処暑(しょしょ)。
二十四節気の1つで、今日及び白露までの期間を処暑といいます。
暑さが峠を越えて後退し始めるころ。
『暦便覧』では、「陽気とどまりて、初めて退きやまむとすれば也」と説明。

この日はまた、二百十日・二百二十日とともに台風襲来の特異日とされているとのこと。
これは初めて知りました。

暦の上では半月も前に秋になっています。
夏といえば甲子園も明日大詰め、新潟と愛知の決戦。
両県ともネット友がいらっしゃいます。
どっちが勝っても、負けてもベストファイト~ッ!
両方に応援!!
それにしても、いつになったら優勝旗は東北の地に...!?


ところで最近、我が家には朝顔以外の花がほとんどありませんでした。
で、今日スーパーに行ったついでに花屋さんに寄り、リンドウを手に入れてきました。

<竜胆(品種名・・・安代リンドウ/メルヘンアシロ)>
・リンドウ科
・漢名の「龍胆」の音読み「りゅうたん」が「りんどう」になったらしい。
 草の根が胆汁のように苦く、その苦みが特別強いので、最上級を表す龍の字を冠して名づけられたとも。
・一年草

◎野の色に紫加え濃りんだう  稲畑汀子
◎竜胆をみる眼かへすや霧の中 飯田蛇笏

私、久しぶりの句です。
●古垣を紫に染め濃竜胆 楓山人
ふるがきを むらさきにそめ こいりんだう

立秋

2009-08-07 15:43:22 | 二十四節気
今日、立秋は二十四節気の1つであり、この日から処暑までの期間を言います。

『暦便覧』では「初めて秋の気立つがゆゑなれば也」と説明。
夏至と秋分の中間にあたり、昼夜の長短を基準に季節を区分すると、この日から立冬の前日までが秋となる訳です。
暦の上では秋になりますが、実際には「残暑」が厳しく、一年で最も暑い時期。
藤原敏行は「秋来ぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる」と詠んだ歌はよく知られるところです。

そして、この日から暑中見舞いではなく残暑見舞いということになります。
そしてそして、この日に至るも梅雨が明けない場合、「梅雨明け」の発表はされなくなるので、東北地方などでは「梅雨明けなし」となることが過去に何度かあったそうです。
以上、wikipediaより。


そんなこの季節、なんと君子蘭が咲き始めました。
開花時期は通常3月から5月ころなはずです。
去年も7月下旬から8月初めにかけて咲ました。
狂い咲きなのでしょうか、それとも二度咲きタイプ?...






今朝のテレビで女優大原麗子が一人寂しく死を遂げたという報道は実に衝撃的。
難病を抱えていたことと母親の介護ということで、ここ数年姿を見せていませんでした。
甘くてちょっとハスキーな可愛い声と存在感のある演技、とっても魅力的な女優でした。
ご冥福を...

そして昼ごろ、酒井法子に逮捕状が取られたというショッキングなニュースが飛び込んできました。
昨日、長男が都内で無事が確認されたという報道と併せて、これまでは夫が逮捕されたことで、長男共々マスコミ等から身を隠していると見られていた状況が一変してしまいました。
覚せい剤使用の疑いという、彼女のイメージとは正反対のとても信じられないことです。
一刻も早く姿を見せて事実を明らかにして欲しいと思います。
そして「堕ちたアイドル」などになってしまわぬことを...

今週は芸能界のショッキングなニュース続きです。

小暑/七夕

2009-07-07 20:37:12 | 二十四節気
今日は小暑(しょうしょ)。
二十四節気の1つ。
7月7日およびこの日から大暑までの期間。
梅雨明けが近づき暑さが本格的になるころ。
暦便覧には「大暑来れる前なればなり」と記されている。
蝉が鳴き始める。
小暑あるいは大暑から立秋までの間が暑中で、暑中見舞いはこの期間内に送る。
小暑の終わりごろに夏の土用に入る。
(wikipediaより)

そして七夕。
元々お盆に合わせたお盆行事の一環として行う意味合いがあったとのこと。
今はお盆が7月と8月に分かれ、一緒に七夕も7月7日に行う地域と、旧暦風(月遅れ)お盆の8月7日(東日本・北海道と仙台に多い)に行う地域とに分かれたようです。

今日、日中はまさに梅雨の晴れ間とばかりに太陽が真夏のように照りつけました。
案の定、ここ数日雨が途切れなかったこともあって(言い訳)、水遣りが遅れてしまいました。
しかし夕方になって雲が厚くなってきたので、天の川は観測不可能でしょう。
と言っても小学生の頃見たきりで何十年も“天の川”を観ていませんし、これまで強いて見ようとも思いませんでしたので、...どうってことも有りません。


散歩の途中で道端で見かけた花

<モントブレチア>
文目(あやめ)科
別名:クロコスミア
和名:姫檜扇水仙(ひめひおうぎずいせん)

※電線が写り込んでたので画像加工をしました。


●曇り空なみだ無けれど星祭 楓山人

新型インフルそして...小満

2009-05-21 16:28:55 | 二十四節気
とうとう関東圏に新型インフルの感染者が出ました。
NY渡航者ということで関西圏からの国内感染の拡大ではなかったようです。
機内ですでに発熱等の症状があったようですが陰性判定で帰宅とのこと。
この辺が空港内検疫の限界なのでしょうね。
来週は「阿修羅像」を見に行く予定ですが、その頃にはどうなっているでしょう。
買い置きのマスクを持って出かけなくては...

インフルエンザは通常冬に流行するもので、今すでに季節は夏。
若干の違和感を感じつつ、今日5月21日、小満(しょうまん)。
二十四節気の1つで、この日およびこの日から芒種までの期間を言う。
暦便覧には「万物盈満(えいまん)すれば草木枝葉繁る」と記されている。
つまり草木が生い茂り、緑が満ちる時季ということ。
また、秋に蒔いた麦の穂がつく頃でほっと一安心(少し満足)するということから「小満」といわれるようになったとも。
沖縄では次の節気「芒種」と合わせて小満芒種(すーまんぼーすー)という言葉があって梅雨の意味で使われるとのこと。
(一部wikipediaより)

昼寝の後、暑い最中を本屋さんへ。
途中川岸に胡桃の木を...。
去年は5月のはじめ頃に赤い花が咲いていたのでもしかしたら今年も、と思ってみたらもう実が幾つも生っていました。
ああ、もっと早い時期によく見ておくんだったなあ、と。

<胡桃の実とてんとう虫>

そして空地に沢山咲いていたこれは、

<待宵草>
ですよね、これ。
去年の7月にも「待宵草」について書きましたが、今だに「月見草」との区別というか定義がはっきりしません。
俳句歳時記には「月見草」の項に一緒になっていたりします。

●月見草午睡のあとの散歩道 楓山人

立夏

2009-05-06 14:45:16 | 二十四節気
今年の立夏(りっか)は5月5日、昨日のことでした。
二十四節気の1つで、この日から小満までの期間。
暦便覧には「夏の立つがゆへなり」と記されている。
春分と夏至の中間にあたり、昼夜の長短を基準に季節を区分すると、この日から立秋の前日までが夏となる。
蛙が鳴き始めるころ。(wikipediaより)

庭には、夏の花が咲いています。
歳時記に載っていないため季語が夏かどうか明確ではありません。


<ガザニア>
科属:キク科ガザニア属
学名:Gazania rigens
和名:勲章菊(クンショウギク)
英名:treasure flower
花期:4~6月

●ガザニアを眠りのままに今日の雨 楓山人


<黒百合>
科属:百合(ゆり)科バイモ属
学名:Fritillaria camtschatcensis
「愛する人へ、そっと贈ったクロユリを相手の人が手にとれば、二人はきっと結ばれる」というアイヌの伝説あり。
石川県の県花(黒百合)

●黒百合や少年の日の紙芝居 楓山人

穀雨

2009-04-20 23:23:34 | 二十四節気
今日4/20は、穀雨(こくう)。
二十四節気の1つで、今日およびこの日から立夏までの期間。
田畑の準備が整いそれに合わせて春の雨の降るころ。
穀雨とは、穀物の成長を助ける雨のことで、暦便覧には「春雨降りて百穀を生化すればなり」と記されている。
そして穀雨の終わりごろにはもはや八十八夜ということで、昨日は我が家でもやっと炬燵を撤去し、いよいよ初夏を迎える準備を。
庭も色々と様相に変化が現われてきています。


<種子が綿毛のようになろうとしている翁草>
その名の通り翁の白髭のようになりかけています。
更に日が経てばもっとフサフサしてくるものと思います。


<蝋梅の実>
普通の梅とは種類が違いますが、同じように実が食用に成るのでしょうか。


<芍薬の蕾>
庭に苗木を植えてから3年目にやっと花が開きそうです。
ブナの木の下です。
咲いたらまた報告しようと思います。


<ルピナスの実>
まだ花は終わっていませんが、いくつも実(種子?)が生ってきています。
枝豆より少し大きめで、いっぱいの繊毛に覆われた莢に包まれています。
これをどうしたらいいのでしょうか。
採っておいて、後で植えるとまた生育する??
それとも収穫して中の豆みたいなのを食べちゃう???


<小手毬(こでまり)>
薔薇(ばら)科。
学名 Spiraea cantoniensis
   Spiraea : シモツケ属
   Spiraea(スピラエ)は、ギリシャ語のSpeira(螺旋(らせん)」
中国から渡来
小さな花が丸く集まり、手毬のように咲くことから「小さな手毬」で「小手毬」になったと言われる。
「小粉団」とも書く。


◎芍薬や棚に古りける薬箱 水原秋桜子
芍薬は夏の季語です。

●小手毬や朝水遣りの手をとめて 楓山人
小手毬、春の季語。

花も見頃、そして清明

2009-04-05 21:05:57 | 二十四節気
昨日のお花見レポート。

実は前の晩、寝る直前までは「昭和記念公園」に行くことになっていたのが、私のたった一言「東京まで出かけるのは疲れるよねえ」に、奥さんが即座に同調し、あっという間に、「弘法山公園」という極近のお花見スポットへと計画変更。
これが我が家の特徴で、計画が一瞬にして変わってしまったりするという、これも計画性の無さの一種でしょうか。

朝早く(といっても7時)起床。
シャケと高菜漬けのおにぎりを作らされる。
おにぎりとおかずとお茶を淹れたポットをリュックで背負わされる。
勿論カメラバッグを肩にかけて。
奥さんは、ほぼ手ぶら...。

公園の駐車場まで車で家からたった5分。
車を降りて公園内への登り口まで山道を歩くこと15分。
天候は太陽が雲間に隠れ、花曇りか。

*****いつものことですが、写真をクリックすると別ウィンドウで拡大表示されます。*****


道端の、これは<ムラサキケマン(紫華鬘)>ですね。
ケシ科
学名:Corydalis incisa
別名:ヤブケマン(藪華鬘)
華鬘とは、仏殿の垂れ下がった造花状の飾りのことで、花鳥や天女像をあしらったものが多く、形状がそれと似ているところから名づけられた。
色が黄色のものは「黄華鬘(きけまん)」という。


<木五倍子 (きぶし)>
木五倍子(きぶし)科
学名 Stachyurus praecox
果実に含まれるタンニンが黒色染料の五倍子(ぶし)の代用になるところから名が付いた。

同じ時期同じところを去年も歩きましたが、その時はこんなの咲いていなかったなあ、という花がこれ。

これは後で図鑑で調べ<シロバナヘビイチゴ>と推定。
バラ科、白い5弁、花後に赤い実をつける。


登り口は、「女坂」という一番緩い坂を選ぶ。
両側にソメイヨシノの桜道。
ほぼ5~7分咲きという状況。


途中100人超の団体さんとすれ違う。


<弘法山への登り道>
階段は傾斜が緩く、登りにくくはないのですが段数も多く、運動不足もあって右太ももが悲鳴を上げています。
奥さんも腰が...と言って立ち止まる始末。

ようやく山頂に到着。

<本堂>


弘法大師所縁の井戸<弘法の乳の水>


<鐘楼>
朝夕毎に搗かれるこの鐘の音が家まで聞こえてきます。


<馬場道の花のトンネル>


斜面のあちこちにレジャーシートを敷き...


<真白なワンちゃん>
確か去年もこれとは違うけど白くて大きなワンちゃんがいたっけなあ。


<権現山の展望台>

展望台を背に、見晴らしの良い場所に陣取り、昼食。

権現山頂からは晴れていれば、秦野市街、平塚市街や相模湾、江ノ島、横浜ランドマークタワー、さらに運が良ければ新宿副都心のビル群や房総半島までが眺められる。

さて、弘法山。
神奈川県秦野市東部にある標高235 mの山。
隣接する権現山、浅間山とともに弘法山公園となっていて、地元ではこれらの山をまとめて弘法山と呼んでいる。


<ソメイヨシノ>
弘法山の大部分がこれ。


<ヤマザクラ(山桜)>
葉っぱが赤みがかっている。


<スミゾメザクラ(墨染桜)>
これも山桜の一種。

●馬場道を見下ろしてをり山桜 楓山人

お昼に30分ほどベンチに腰かけていた以外は坂道や階段などを3時間は歩いていたことになり、二人とも足腰ガタガタ!!
今は湿布薬を何枚かずつ貼っています。


ところで今日4月5日は清明(せいめい)で、二十四節気の1つ。
この日およびこの日から穀雨までの期間。
暦便覧には「万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としれるなり」と記されている。
さまざまな花が咲き乱れ、お花見シーズンになる。
中国で清明節は祖先の墓を参り、草むしりをして墓を掃除する日であり、「掃墓節」とも呼ばれた。
また春を迎えて郊外を散策する日であり、「踏青節」とも呼ばれた。
『白蛇伝』で許仙と白娘子が出会ったのも清明節でにぎわう杭州の郊外であった。

春分

2009-03-20 16:04:11 | 二十四節気
今日、春分(しゅんぶん)。
二十四節気の1つで3月20日、およびこの日から清明までの期間。
『暦便覧』に「日天の中を行て昼夜等分の時なり」と記されている通り、春分では昼夜の長さがほぼ同じになる。
しかし、実際には、昼の方が夜よりも長い。
日本付近では、年による差もあるが、平均すれば昼が夜よりも約14分長い。
これは、大気による屈折で太陽の位置が実際より上に見えるため。
(よく分からない理由によるみたいです)

春分の日は日本の国民の祝日の一つで、1948年公布・施行の国民の祝日に関する法律(祝日法)によって制定された。
祝日法では「自然をたたえ、生物をいつくしむ」ことを趣旨としている。1947年までは、春季皇霊祭という祭日だった。

以上、wikipediaより引用。

庭の隅には、去年裏山の脇道から採取してきた(いけないことです)野生スミレが花を咲かせてます。
所謂、園芸種のパンジー(三色菫)とはちがいます。
もう10個ほど開花しているこれはその一部。


スミレ・・・・花の形が、大工道具の”墨入れ”に似ていることから「すみいれ」の呼びが「すみれ」になったそうです。

故人の句。
◎山路来て何やらゆかしすみれ草 松尾芭蕉
◎菫程小さき人に生まれたし 夏目漱石

この時代にはいずれも菫です。

故人に張り合って一句。
●薄き色野路そのままに菫草 楓山人

雨水

2009-02-18 20:33:24 | 二十四節気
今日2月18日は、雨水(うすい)、二十四節気の1つ。
この日およびこの日から啓蟄までの期間。
降るものが雪から雨に変わり、雪が溶け始めるころ。
暦便覧には「陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となればなり」と記されている。
この時節から寒さも峠を越え、衰退し始めると見ることも出来る。
春一番が吹き、鶯の鳴き声が聞こえ始める地域もある。
昔から農耕の準備を始める目安とされてきた。
*****wikipediaより*****

気候的にも本当この日辺りを境にいわゆる三寒四温を繰り返しながら、冬から春へと移ってゆくのでしょう。
先週末の春一番がらみの暖かさから一転、昨日今日と寒さが戻ってきました。

昼前に、いつもとちょっとコースを変えて本屋さんに出かけました。
途中、石垣塀の隙間から

<ヒメツルソバ>
・学名 Polygonum capitatum
・ヒマラヤ地方原産
・だいたい四季を通じて咲く
・鉢植えに用いられるが、雑草として扱われることが多い


本屋さんから帰って、カメラを携えて庭に出る。
物置のそばにはもうこの花がいっぱいに。

<ジャノメエリカ>
いつ誰にもらって植えたたのか、記憶が定かではありません。
いつの間にか毎年今ごろになるとこのように。

そして、去年裏山を歩いていて採ってきたのが、これ。

<キジムシロ>
これ、奥さんは「ヘビイチゴ」または「ツルキンバイ」ではないかといっていますが、図鑑を見ても私が主張する「キジムシロ」と区別がつきません。
とりあえず自分の気に入った名前を採用しています。

次に、一昨年増えすぎたと言うことで根こそぎ取っ払ってしまったのが...

<フユシラズ>
名前からして如何にも根性がありそうで、結構気に入っています。
今年また、この可憐さと生命力の強さを見せてくれています。

そして食用としてプランターに植えていた菜の花が、小さな花を付けています。

<菜花>

こうして見ると、早春に咲く花に黄色が多いことに改めて気付かされました。
黄色は生命の息吹きを感じさせる色なのでしょうか?
きっとそうかも分かりません。

菜の花を詠んだ故人は数々あれど、この句にとどめ...です。
◎菜の花や月は東に日は西に 蕪村


故人に負けじと身の程知らず...
●薄ら日を透かして菜花灯りけり 楓山人
うすらびを すかしてなばな ともりけり

今日は立春です

2009-02-04 15:42:56 | 二十四節気
今日は「立春」、二十四節気の一つです。
この日から立夏の前日までが春。
まだ寒さの厳しい時期ですが日脚は徐々に伸び、梅が咲き始める頃です。
この日以降初めて吹く南寄りの強風を「春一番」といい、以降、2回目、3回目を「春二番」「春三番」のように言います。
八十八夜や二百十日など雑節の一部の日取りは立春を基準に定められているんです。

一昨日買ってきたムスカリの鉢植えです。

<ムスカリ>
・学名 Muscari armeniacum
・Muscari(ムスカリ)は、ギリシャ語の「moschos ムスク(麝香:じゃこう)」から、花の香りに由来
・地中海沿岸または南西アジア原産
・ヒヤシンスに少し似ている
・鮮やかな青紫色
・別名「グレープヒヤシンス」葡萄(ぶどう)に似ているところから。
・3月22日の誕生花
・花言葉は「寛大なる愛」

グレープヒヤシンスという別名があるとは知りませんでした。
小学生のころ、クレヨン(クレパス?)の色に「ぐんじょう」というのがありました。
後で「群青」と書くのだと知りました。
谷村新司か誰かの歌がありましたね。

●ムスカリーリビングに青群れており 楓山人
ムスカリー リビングにあお むれており

小寒/寒の入り

2009-01-05 23:12:59 | 二十四節気
小寒(しょうかん)、二十四節気の1つ。
1月5日ごろおよびこの日から大寒までの期間で寒さが最も厳しくなる前の時期。
『暦便覧』では、「冬至より一陽起こる故に陰気に逆らふ故、益々冷える也」と説明している。
また今日、「寒の入り」でもある。
この日から節分(立春の前日)までを「寒(寒中・寒の内とも)」と言い、冬の寒さが一番厳しい時期となる。
この日から寒中見舞いを出し始める。

年末年始休暇に有給休暇を3日も付加した超大型連休も今日明日で終わり。
そろそろ気を引き締めにかからねば。
庭の蝋梅の蕾がひとつ開きかけています。


●蝋梅の香もまだ薄し五日なり 楓山人
蝋梅(冬の季語)と五日(新年の季語・正月五日を指す)、季語が二つ入ってしまいました。
季重なりと言います。

冬至

2008-12-21 20:00:45 | 二十四節気
今年の冬至(とうじ)は今日12/21。
二十四節気の一つで、この日から小寒までの期間。
北半球では太陽の南中高度が最も低く、一年の間で昼が最も短く夜が最も長くなる日と言われている。
『暦便覧』でも「日南の限りを行て、日の短きの至りなれば也」と説明している。

実は、1年で日の出の時刻が最も遅い日・日の入りの時刻が最も早い日と、冬至の日とは一致しない。
日本では、日の出が最も遅い日は冬至の半月後頃であり、日の入りが最も早い日は冬至の半月前頃である。

以上wikipediaより引用。



今年も昨日隣家から柚子を枝付きで頂きました。


ところで今日は実は先ほどまで年賀状の準備で昼過ぎから私も奥さんもてんやわんや。
今年こそ、元旦に配達されるようにということで、12/25期限厳守が目標です。
レイアウトから、すったもんだでお互い別々に好みで奥さん3種類私は1種類、計4種類のデザインで行こうということになったのはよいけれど、さて印刷というときにインク残量がほとんど無く、急遽近所の電気店へ!
購入後、まず私のレイアウトを印刷し始めたら「ちょっと待って、わたしのもこれがいい」などと言い出す始末。
ここまでああでもないこうでもない、と言ったことに付き合って文字の編集配置とかに費やした時間は何だったのか...。

という経緯で二人ともお風呂に柚子を入れるという考えに至る訳もなく、今年は冬至の柚子湯は無しということで。
ではユズジャム造りにチャレンジするかというと、これはもう奥さんの頑張りに期待?!
何かと気ぜわしい年の瀬、やらなければならないことだけは山ほどあるのにそれもねえ。
さてどうなりますことやら。

●気忙しく入りそびれし柚子湯かな 楓山人
きぜわしく はいりそびれし ゆずゆかな


年賀状作成...只今印刷中...まだまだ終わっていません。