桜の季節以来の久々東京見物、小石川後楽園と向島百花園へと出かけて先ほど帰宅。
<小石川後楽園>
東京ドームに隣接しており、野球観戦でドームに来るたび、いつかは隣の庭園にと思っていました。
園全体が京都など各地の名勝を模写して形作られ、あの水戸光圀公が完成させたという、国の特別史跡。
水面に写ると円形を形成する円月橋が、ことのほかでした。
<向島百花園>
園では、今夜は月見の会で、琴の会、お茶会、など遅くまで開園していました。
今夜は十六夜で満月とのスタッフの説明、...何故?と私も思いました。
十五夜が満月なのでは?
必ずしもそうではないようです。
帰りのロマンスカー予約時間を気にしながら、やっとあつらえられたお供えのところに登場した月を捕らえました。
本当はさらに中天高く昇ったところを、と思っていたのですが時間が許しませんでした。
画像はもちろん合成写真です。
***月に関する雑学***
①月の呼び名
一夜・・・新月、朔
二夜・・・繊月
三夜・・・三日月
七夜・・・上弦の月、弦月(ゆみはりづき)
十夜・・・十日夜(とうかんや)
十三夜・・・十三夜月
十四夜・・・待宵月、小望月(こもちづき)
十五夜・・・満月、望
十六夜・・・十六夜の月
十七夜・・・立待月
十八夜・・・居待月
十九夜・・・伏待月、寝待月
二十夜・・・更待月
二十三夜・・・下弦の月
二十六夜・・・有明月
三十日・・・晦日月、三十日月
②十六夜の月について
十五夜は必ずしも満月ではない。
陰暦は月の満ち欠けに基づく暦で、基点となっているのは朔(新月)。
朔から次の朔までは29日または30日で平均で29.5日となるため、15日目の月が常に満月にはならない。
この理由は月が楕円軌道で公転しているために、遠地点では遅く、近地点では速く移動するため。
よって満月と十五夜は1日から2日ほどずれることがある。
「いざよう」とは「ためらう」という意味があり、十五夜月は日没と同時に昇るが、十六夜(いざよい)は 暫く待たないと昇ってこないのでこの名前をつけた。
暦の明確でない昔は、新月の判定も難しかったが、満月の判定もそう容易ではなかった。
最も満ちた月が満月(旧暦の十五夜)であるから、翌日に“欠け始めた”月を見て、はじめて「ああ昨日が満月だったのか」と判断することが多かった。
そういう訳で満月の次の夜「十六夜」に関心が集まることになる。
昔の人が十六夜を重要視したのはこの理由によるらしい。
<小石川後楽園>
東京ドームに隣接しており、野球観戦でドームに来るたび、いつかは隣の庭園にと思っていました。
園全体が京都など各地の名勝を模写して形作られ、あの水戸光圀公が完成させたという、国の特別史跡。
水面に写ると円形を形成する円月橋が、ことのほかでした。
<向島百花園>
園では、今夜は月見の会で、琴の会、お茶会、など遅くまで開園していました。
今夜は十六夜で満月とのスタッフの説明、...何故?と私も思いました。
十五夜が満月なのでは?
必ずしもそうではないようです。
帰りのロマンスカー予約時間を気にしながら、やっとあつらえられたお供えのところに登場した月を捕らえました。
本当はさらに中天高く昇ったところを、と思っていたのですが時間が許しませんでした。
画像はもちろん合成写真です。
***月に関する雑学***
①月の呼び名
一夜・・・新月、朔
二夜・・・繊月
三夜・・・三日月
七夜・・・上弦の月、弦月(ゆみはりづき)
十夜・・・十日夜(とうかんや)
十三夜・・・十三夜月
十四夜・・・待宵月、小望月(こもちづき)
十五夜・・・満月、望
十六夜・・・十六夜の月
十七夜・・・立待月
十八夜・・・居待月
十九夜・・・伏待月、寝待月
二十夜・・・更待月
二十三夜・・・下弦の月
二十六夜・・・有明月
三十日・・・晦日月、三十日月
②十六夜の月について
十五夜は必ずしも満月ではない。
陰暦は月の満ち欠けに基づく暦で、基点となっているのは朔(新月)。
朔から次の朔までは29日または30日で平均で29.5日となるため、15日目の月が常に満月にはならない。
この理由は月が楕円軌道で公転しているために、遠地点では遅く、近地点では速く移動するため。
よって満月と十五夜は1日から2日ほどずれることがある。
「いざよう」とは「ためらう」という意味があり、十五夜月は日没と同時に昇るが、十六夜(いざよい)は 暫く待たないと昇ってこないのでこの名前をつけた。
暦の明確でない昔は、新月の判定も難しかったが、満月の判定もそう容易ではなかった。
最も満ちた月が満月(旧暦の十五夜)であるから、翌日に“欠け始めた”月を見て、はじめて「ああ昨日が満月だったのか」と判断することが多かった。
そういう訳で満月の次の夜「十六夜」に関心が集まることになる。
昔の人が十六夜を重要視したのはこの理由によるらしい。