もう日付が変わって、これは昨夕の月。
10月30日の昨夜は、十三夜の月見で「後の月」と言われています。
旧暦で9月13日にあたる日は、秋の2回目の月見の「十三夜」、というわけです。
2009年の今年は10月30日が「十三夜」。
「十三夜」の月のことを「栗名月(くりめいげつ)」や「豆名月(まめめいげつ)」とも言います。
それは「十三夜」の頃が栗や豆のとれる時期でもあり、お月見のお供え物に、お団子ではなく栗や豆をそなえたと言うことなのでしょう。
そして「十三夜」の月は、満月ではなく上の写真のように左がわが欠けた月の形を楽しことにある訳です。
中国にはこの十三夜を良しとする感覚はないようです。
まん丸が最良ということでなく、少し欠けた所にも良さを認めるという、日本古来のこのセンスは、“もののあはれ”を理解できる日本人ならではと言うべきでしょう。
“この心持、外国人(げえこくじん)には分かるめえ”
それにしてもまあ、もう明日で10月も終わろうとしている今年の十三夜、もう名月と言われても、ピンと来ませんねえ。
と、“げえこくじん”並みになってしまった私。
●十三夜旅先よりの妻の声 楓山人
「♪~橋の流れの~ゆきずりに~
ふと~見上げれば~~十三夜~♪」
こんな古い歌、ご存知ですか?
確か、明治一代女 という歌でした。
歌い継がれて、「島倉千代子」さんが島田を結って芸者姿
で、歌ってましたが、母が生きていたころ、私が小学生の頃の歌でした(^-^)
「明治一代女」ではありません~
しかも、歌詞も間違ってるし、ごめんなさしい..。
ネットで、あわてて調べたけど不明です...。
消化不良のままですが、ごめんなさい(-"-;)
島倉千代子「十三夜」でした。お騒がせしました。
you tubeで検索しました...かなり好きな曲です(^-^)
お宅で所以を教えていただきました。
みなさんのブログで私は相当の物識りになりました。
いろいろ調べてくださったり、有難うございました。
残念ながら島倉千代子の「十三夜」は存じておりません。
「人生いろいろ」はよく知っていますが。
すみませ~ん。
インターネットは色々重宝してます。
私の知識もネットの受け売りがいっぱいあります。
この時代、百科事典は要りませんね。
やっぱり何とも言えない風情が有りました。
シェクスピアの「十三夜」は、どう言う意味何だろう
と何時も思っていました。
今も分かりません。(苦笑
でもfusanさんが仰る様に少し欠けた良さや
陶器等歪な形を良しとした物の哀れさを
理解出来るのは日本人の良い所かもしれませんね。
そう、完全じゃない形を良いと思う日本人のDNAでしょうか。
シェークスピアの「十二夜」
クリスマスから数えて12日目の前夜に行われる行事のことですね。