昨日は、旧友と私と三人で久しぶりにお茶でも、と言うことで市内にある「戸川公園」に出かけました。
旧友二人はわざわざ町田と海老名から。
駅前で待ち合わせ、やあやあということで早速公園へ。
駐車場から公園入口へと。
丹沢山系や公園内の吊橋等の景観はまさに大自然に包みこまれた公園。
しばらく歩くと、まず最初のポイントである公園内の茶屋「おおすみ山居」
<おおすみ山居>
茶屋の写真は今回撮るのを忘れたので去年のパンフをscan。
庭をひととおり歩いてみようかと。
この時期、咲いている花はあまり無く、ちょうど谷間なのかな、と。
見かけたのは、
<オカトラノオ>
「丘虎ノ尾」とも書く。
それと、
<ネジバナ>
別名 捩摺(もじずり)
と、なにげに山水の雰囲気をちょっと感じた処で、茶屋に上がり込み、
<抹茶と生菓子>
抹茶には、三人違った生菓子が付いてきましたが、それぞれの菓子の謂われというか説明をしてもらおうかと話しましたが、結局忘れて聞かずじまいでした。
で、お茶飲み話...話題は当然のこと、昔懐かしい思い出話、近況そして三人共通であるリタイヤ後のこと。(失業給付、年金、健康保険etc.)
話題はともかく、みな気持ち的には若かりし頃にBack to the Future...カナ?
話すこと半時(約一時間)
茶屋をでて、何やら先ほどから賑やかだったなあと感じていた訳が判明。
吊橋の下から茶屋のあたりまで、小学生の団体がレジャーシートにグループごとにお昼ごはんに取り掛かろうとしているところでした。
ああ、我々3人にもこのような時があったんだよなあ、と思ったかどうか...
吊橋を渡り、もう一つのポイント、紫陽花。
<紫陽花の向こうに風の吊橋>
<ガクアジサイ・クレナイ>
<シャラ(夏椿)>
公園のビジターセンターの前に、シャラ。
「沙羅双樹」ともいう。
・インド北部原産(日本では気候的に育たない)
・釈迦入滅のとき、この木が枯れて鶴の羽根のように白くなったとの伝説から、仏教では聖木とされている
・日本では「夏椿(なつつばき)」のことを沙羅双樹として扱われることが多いが実はは正しくない。夏椿 ≠ 沙羅双樹
このあと、三つ目のポイントの菖蒲を見に行こうかと言うことで、公園から国道246号に出て菖蒲園/浄徳院に。
駐車場から歩いて行くと、
オヤ?何だか様子がおかしいぞ、と。
菖蒲が全く見えません。
数年前に来た時とは全然ちがって、菖蒲田は見る影も有りません。
ああ、ここを運営している浄徳院の住職に多分なにかあったのかもしれないなあ、とひととおり園内を見て回りました。
ほんの数えるくらいしか咲いていなかった菖蒲、なかでもちょっと頑張って咲いていたのがこれ。
<唯一の菖蒲(アヤメ)>
そして、秋の七草と言うにはちょっと早いようですが「萩」です。
<萩・赤>
<萩・白>
<蓮花>
隅の池に、咲いていたハスの花。
荒れ果てた園になお気高く咲き誇って...カナ?
期待していたあやめが見られず、最後の四つ目のポイント「水琴窟」ということで浄徳院に向かいました。
菖蒲園とは筋向い。
境内に入ると、ここにもシャラの木。
花はもう終わりだねえ、などと話していると、本堂に住職さんが。
「水琴窟、やってますか」
「やってますよ、よく聞こえますよ、本堂を右へ行って左に行って...」
と、本堂から裏庭へ。
枯山水、茶室があって、茶室の脇に直径10~20cmの丸い石を積み上げたところに立札「水琴窟」。
そこから縁先まで直径10数cmの竹筒が渡してありました。
竹筒の先に耳を当てると...水が滴り落ちる何とも幽玄な音が鮮明に響いてきます。(これを素晴らしいと聞くかどうかは、あくまで聞く人の趣味の範疇になりますね)
<水琴窟>
この音を何とか記録したいということで、三人とも携帯やデジカメで思い思いに音撮りに熱中することしばし。
水琴窟
これが私の撮った絵と音。
早速youtubeにアップロードしました。
絵は、竹筒の内部。(なにやら胃カメラで食道を進むがごとく)
実はこの竹筒、数年前に来た時はありませんでした。
ですから、積み上げられた丸い石まに耳を近づけて、やっと聞こえたかなという感じでした。
***************wikipediaより***************
水琴窟(すいきんくつ)は、日本庭園の装飾の一つで水滴により琴のような音を発生する仕掛けである。
構造としては底に小さな穴の開いた瓶が逆さに伏せた状態で土中に埋められており、底は水が溜まるように粘土などで固められている。
上には一般的に手水鉢(ちょうずばち)が置かれておりそこから流れ落ちる水が瓶の穴を通して滴り落ちるようになっている。
その時の音が瓶の中で反響し琴の音のような音となる。
伝統的な水琴窟は茶室前の蹲踞(つくばい)に併設されることが多い。
<伝統的な構築方法>
***************************************
記録作業も皆何とか行ったようで、住職さんにお礼を言いがてら、菖蒲園のことを尋ねると、ご自身の体調もあって今は手が付かない状況、と。
しかし、来年からまた何とかしたい、とのことでした。
期待致しましょう。
無理をしない程度に頑張って頂きたいなと。
最後に「お助の鐘」を搗かせて頂きました。
撞木に棕櫚の蔓を巻いたものだそうで、その所為か音色も非常に柔らかく余韻もより長く響き続けるという...これちょっとした“優れもの”だよねえ。
三人で搗いた鐘の音が心に残りました。
また盆あたりに、今度は飲み会でもやりたいねえ、ということで...今回はこれまで。
●沙羅花や懐かし友と鐘搗きて 楓山人
書き忘れていましたが、6月19日は「桜桃忌」、太宰治の忌日でした。
旧友二人はわざわざ町田と海老名から。
駅前で待ち合わせ、やあやあということで早速公園へ。
駐車場から公園入口へと。
丹沢山系や公園内の吊橋等の景観はまさに大自然に包みこまれた公園。
しばらく歩くと、まず最初のポイントである公園内の茶屋「おおすみ山居」
<おおすみ山居>
茶屋の写真は今回撮るのを忘れたので去年のパンフをscan。
庭をひととおり歩いてみようかと。
この時期、咲いている花はあまり無く、ちょうど谷間なのかな、と。
見かけたのは、
<オカトラノオ>
「丘虎ノ尾」とも書く。
それと、
<ネジバナ>
別名 捩摺(もじずり)
と、なにげに山水の雰囲気をちょっと感じた処で、茶屋に上がり込み、
<抹茶と生菓子>
抹茶には、三人違った生菓子が付いてきましたが、それぞれの菓子の謂われというか説明をしてもらおうかと話しましたが、結局忘れて聞かずじまいでした。
で、お茶飲み話...話題は当然のこと、昔懐かしい思い出話、近況そして三人共通であるリタイヤ後のこと。(失業給付、年金、健康保険etc.)
話題はともかく、みな気持ち的には若かりし頃にBack to the Future...カナ?
話すこと半時(約一時間)
茶屋をでて、何やら先ほどから賑やかだったなあと感じていた訳が判明。
吊橋の下から茶屋のあたりまで、小学生の団体がレジャーシートにグループごとにお昼ごはんに取り掛かろうとしているところでした。
ああ、我々3人にもこのような時があったんだよなあ、と思ったかどうか...
吊橋を渡り、もう一つのポイント、紫陽花。
<紫陽花の向こうに風の吊橋>
<ガクアジサイ・クレナイ>
<シャラ(夏椿)>
公園のビジターセンターの前に、シャラ。
「沙羅双樹」ともいう。
・インド北部原産(日本では気候的に育たない)
・釈迦入滅のとき、この木が枯れて鶴の羽根のように白くなったとの伝説から、仏教では聖木とされている
・日本では「夏椿(なつつばき)」のことを沙羅双樹として扱われることが多いが実はは正しくない。夏椿 ≠ 沙羅双樹
このあと、三つ目のポイントの菖蒲を見に行こうかと言うことで、公園から国道246号に出て菖蒲園/浄徳院に。
駐車場から歩いて行くと、
オヤ?何だか様子がおかしいぞ、と。
菖蒲が全く見えません。
数年前に来た時とは全然ちがって、菖蒲田は見る影も有りません。
ああ、ここを運営している浄徳院の住職に多分なにかあったのかもしれないなあ、とひととおり園内を見て回りました。
ほんの数えるくらいしか咲いていなかった菖蒲、なかでもちょっと頑張って咲いていたのがこれ。
<唯一の菖蒲(アヤメ)>
そして、秋の七草と言うにはちょっと早いようですが「萩」です。
<萩・赤>
<萩・白>
<蓮花>
隅の池に、咲いていたハスの花。
荒れ果てた園になお気高く咲き誇って...カナ?
期待していたあやめが見られず、最後の四つ目のポイント「水琴窟」ということで浄徳院に向かいました。
菖蒲園とは筋向い。
境内に入ると、ここにもシャラの木。
花はもう終わりだねえ、などと話していると、本堂に住職さんが。
「水琴窟、やってますか」
「やってますよ、よく聞こえますよ、本堂を右へ行って左に行って...」
と、本堂から裏庭へ。
枯山水、茶室があって、茶室の脇に直径10~20cmの丸い石を積み上げたところに立札「水琴窟」。
そこから縁先まで直径10数cmの竹筒が渡してありました。
竹筒の先に耳を当てると...水が滴り落ちる何とも幽玄な音が鮮明に響いてきます。(これを素晴らしいと聞くかどうかは、あくまで聞く人の趣味の範疇になりますね)
<水琴窟>
この音を何とか記録したいということで、三人とも携帯やデジカメで思い思いに音撮りに熱中することしばし。
水琴窟
これが私の撮った絵と音。
早速youtubeにアップロードしました。
絵は、竹筒の内部。(なにやら胃カメラで食道を進むがごとく)
実はこの竹筒、数年前に来た時はありませんでした。
ですから、積み上げられた丸い石まに耳を近づけて、やっと聞こえたかなという感じでした。
***************wikipediaより***************
水琴窟(すいきんくつ)は、日本庭園の装飾の一つで水滴により琴のような音を発生する仕掛けである。
構造としては底に小さな穴の開いた瓶が逆さに伏せた状態で土中に埋められており、底は水が溜まるように粘土などで固められている。
上には一般的に手水鉢(ちょうずばち)が置かれておりそこから流れ落ちる水が瓶の穴を通して滴り落ちるようになっている。
その時の音が瓶の中で反響し琴の音のような音となる。
伝統的な水琴窟は茶室前の蹲踞(つくばい)に併設されることが多い。
<伝統的な構築方法>
***************************************
記録作業も皆何とか行ったようで、住職さんにお礼を言いがてら、菖蒲園のことを尋ねると、ご自身の体調もあって今は手が付かない状況、と。
しかし、来年からまた何とかしたい、とのことでした。
期待致しましょう。
無理をしない程度に頑張って頂きたいなと。
最後に「お助の鐘」を搗かせて頂きました。
撞木に棕櫚の蔓を巻いたものだそうで、その所為か音色も非常に柔らかく余韻もより長く響き続けるという...これちょっとした“優れもの”だよねえ。
三人で搗いた鐘の音が心に残りました。
また盆あたりに、今度は飲み会でもやりたいねえ、ということで...今回はこれまで。
●沙羅花や懐かし友と鐘搗きて 楓山人
書き忘れていましたが、6月19日は「桜桃忌」、太宰治の忌日でした。
水滴でこんな音が響いているのですね~
不思議な感覚の音です..。
久々のご友人とのひとときで、昔の思い出は尽きない
という感じでしたか?
でも、きちんと記録を撮ってこられていますね~
私も最近はfusan様のおかげで写真の枚数が沢山になり
デジカメは外出には欠かせません(^-^)
額紫陽花クレナイは紫陽花のなかでも、大好きな種類
です。色がきれいにでていますね~
私も初めて聞きました。
何だかお腹の辺り迄響いてきました。
男の方もこうやってご学友と
お会いになるのですね。
素敵な事だと思います。
夏椿好きです。
此処の最寄り駅は、松田ですか?
ちょっと時間があったら、行ってみたいです。
京王線とJRが使えます。
福岡県にもこれだけの水琴窟スポットがあるそうですよ。
福岡市 楽水園、箱嶋家
柳川市 旧戸島家
八女市 堺屋、塩屋
遠賀郡 芦屋釜の里
お近くにもありそうなので、ぜひ。
もしかしたらネットにも載っていない隠れスポットもあるかも。
ここの最寄り駅は小田急線渋沢です。
そこから松田までバスがありますが1時間に一本とい超ローカルです。
また、東京都内には40か所以上水琴窟があるみたいです。
この間magic-daysさんがお出かけされた港区には「泉岳寺」「赤坂水琴窟ギャラリー」など。