「私の走りを見て、生活の中で“頑張るぞ”って思いを持ってもらえるようなレースをしたい」
レース前、こう語っていたQちゃん。
結果、トップから18分以上遅れ27位に終わった。
実況ではトップ争いから遠く離されてしまった彼女を映すことはほとんどなかった。
だから、彼女の走りを見て、何かを感じるすべはなかった。
レース後の記者会見では、高橋尚子は昨年8月に右ひざの手術をしていたことを明らかにした。
今後については「やりたいこともあるので、もう少し走らせてくださいと」と引退しないことを明かした。
最初から最後まで笑顔を見せつつ。
ネットでは、このレース中リアルタイムでコメントを書き込れるサイトがいくつかあった。
終盤まで彼女を応援するコメントがほとんどであったが、中にはやっぱり彼女に批判的な、ここまで人は非情になれるのかという書き込みがあったことも事実。
曰く「引き際が肝心だよ」、「もうあんたの出る幕ではない」、「清原や桑田とおなじで醜悪」
一時代を築いたアスリートにその終りに至って心無い批判が集中するのはよくあること。
人は何に感動するのか?
逆境に立ち向かって栄光をつかんだ者に対しては皆が感動、これは当然ですね。
しかし、人は栄光にのみ感動する訳ではない。
先日大阪国際で失速してしまった福士加代子がヨレヨレ状態でゴールに辿り着いた、そしてその時の笑顔に、私は感動した。
そして、そして今日...レース後のQちゃんの笑顔にまた、人がどう思おうと私は感動した。
自分は努力しましたという悲壮な表情にではなく...です。
Qちゃん、あなたにはやっぱり華がある。
その明るさ、常に前向きに、それで自分の努力の様を人に押し付けない。
この先あなたがどう行動しようと誰も批判するべきではありません。
4年後を目指すならまずは当分ゆっくりして、そしてスタートしてください。
今日の花:クロッカス(黄花) 別名サフラン
花言葉;青春の喜び 切望
十里の道駆け抜けて笑む黄サフラン (楓山人)
とりのみち かけぬけてえむ きさふらん
ちょっと無理に読ませ過ぎた句でした。
一週間の始まりですね・・
昨日Qちゃんを見て、瀬古さんを思い出しました。
ハラハラドキドキしながら「頑張って~」手に汗です。
黄サフラン、逆光で撮られました?
花びらの艶やかさがシルクフラワーのように奇麗ですね♪
我が家の庭は、水仙・チューリップ・ムスカリが少しづつ伸びています。
スイセンや 落ち葉もろとも 背伸びかな
=庭先の句(苦)=
「引き際の美学」なんてこと言われますが、老いた政治家が何時までもTVなどに出てるのを見ると、醜ささえ感じます、
私はアスリートたちにはそれは感じませんし、Qちゃんも悔いのないようアスリートとしての人生を全うして欲しいと思います。
人は勝手なこといいますが・・・
サフランの花はあまり馴染みありませんが、香辛料としてのサフランはパエリアなどで日常役立ってくれています。
あの時はモスクワ五輪ボイコットがキーポイントになったんでしたっけ?
もう四半世紀前のことですね。
句も添えて下さってありがとうございます。
明日は日中18度だとか、...いろいろなのが急激に伸び始めますね。
でもアスリートたちの限界にチャレンジする気持ちは尊敬に値する、これも同感です。
多少好き嫌いは関係するかも分かりませんけどね。
Reiさんもパエリアをレパートリーにされてるのでしょうか?
最近作ってませんが、大好きなメニューのひとつですよ。
いくつになっても春の到来は若やぐ想いが致します。
妹たち、友人など我が家で集まることが多いので、パエリアは簡単な割には豪華で見栄えがしますので、よく作ります。
それに野菜サラダとスープ添えれば格好つきますから・・・
桜の写真、楽しみにしています。
この方程式は日本人の証明されつくした(?)定理ですね。
Reiさん作のパエリア、ぜひ拝見したいですねえ。
この私も、今までに2回ほど作ったことがあります。(モチ自作です)
近いうちまたぜひ手がけてみたいレシピ。