Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

熱中症の危険の中でのジョギング

2016年07月14日 | 日記

 7月14日(木)

 一頃巷で流行っていたガン黒、ルーズソックスの女子高生達、最近トンと見掛なくなった。同じガン黒顔のオジサンとしては少々淋しい思いがする。所詮あのアマッ娘どもは日焼けサロンで焼いたつけ刃、一時の流行に乗っただけだろう。長期に渡ってお陽さまを浴び続けた私の50年物天然ガン黒とは年期が違う。

 そのガン黒に磨きをかける為、今日もお陽さんがサンサンと照りつける中、屋外へジョギングに出掛けた。そんな私を諌めるように「ただ今、高温多湿で熱中症の危険が非常に高まっています。屋外での運動は極力控えてください。」と市のマイク放送が街中に響きわたる。

 フン、お上の言う事なんか信用できぬ。医者や学者の言う事だってあてにはならぬ。人間はそんなに柔なもんじゃない。鍛えりゃけっこう過酷な状況だって耐えられるのだ。諺にもあるでしょ。「無理を通せば道理引っ込む。」て、ん?ちょっと違うかな?

 上記のような信念を持つ私は、圧力に屈する事無く街中へ走り出す。しかし調子が良いのは僅か数刻ばかり、湿気と熱波の両面攻撃でたちまち身体が鉛のように重くなる。でもこの苦しさに耐えて30分程走り続けると、ア~ラ不思議何となく脚が軽くなり呼吸が楽になる。この現象を私は「ホット・ランナーズ・ハイ」と勝手に名付けている。

 だが45分辺りを過ぎると再び呼吸が辛くなり脚がズシンと重くなる。これはもう身体が限界に近づいた兆候で、見逃すと熱中症で救急車のお世話にもなりかねない。まあ「ジョギング中に熱中症であの世行き」何ていう結末もそんなに悪くは無いかも知れないが、新聞には「老人ランナー無謀なジョギング」と叩かれるだろうね。

 今日は結局1時間ほど走りヘトヘトになって我が家に戻ると、妻の「齢何だからいい加減にしてよ。」的冷たい視線に迎えられた。

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