7月10日(日)
暑い日差しが照りつける中、参議院選挙の投票に行った。今回から有権者の年齢が18歳に引き下げられたから少しは感じが変わるかと思ったが、中学校体育館に設けられた投票所はいつもの選挙と変らぬ閑散とした雰囲気だった。
今回の選挙はどんな結果になるだろうか。個人的には自民党、民主党(違った民進党)が拮抗する二大政党が望ましい姿だと思うのだが、より頑張らなければならぬ民進党のやり方にどうも勢いが感じられない。
安倍さんが「道は唯一つ、アベノミクスをやり抜くゾ」と今一つ実体の判らぬ政策を錦の御旗と声高に叫んでいるのに、対する岡田さんは「平和憲法護る為、三分の二議席は絶対阻止するゾ」とまるで大敗するのを恐れるかのような発言、何となく弱腰に見えてしまうのだ。
自民党の掲げる「アベノミクス」か「アベノサカス」か知らないが、それは「筑波山麓、ガマの油」みたいなもんで本当に効いてるのかどうかは判らぬお題目、だったら民進党だって嘘でもいいから「オカダノザウルス」くらい宣言して大法螺吹けばよいのに、岡田さん真面目で堅物そうな人柄だから嘘は言えないのだろう。でもそれじゃ選挙に勝つのは難しいし政党のリーダーとしても些か物足らぬ。
この調子だと岡田さんが恐れるように、本当に憲法改正勢力が三分の二を越えてしまうかも知れないが、それでは困る。いずれにして選挙の趨勢はどうなるのか気になるところだ。