Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

「インデペンデンス・ディ・リサージェンス」という米国映画は、K・M・Y

2016年07月16日 | 映画・コンサート

 7月15日(金)

 梅雨だから仕方のない事だけど、今日は一日中雨が降り続いている。こんな天気じゃテニスもジョギングもできないから暇つぶしに近所の映画館を訪れた。上映中の映画にあまり面白そうなものは無く、期待しないで「インデペンデンス・ディ・リサージェンス」という米国映画を観た。

 これは前作「インデペンデンス・ディ」の続編で、近未来人類と宇宙からの侵略者エイリアンとの壮絶な戦いを描いた壮大なSF映画です。何しろエイリアンの宇宙船が直径4000キロという凄さ、アメリカ本土を覆う程の巨大さだ。しかも彼等は重力を自在に操り、世界の大都市を次々と破壊していく。CG技術を駆使してその映像にも迫力がある。

 こう書けば随分面白そうに聞こえるが・・・期待しないで観ていて良かった。フィクションだから何でも有りと言ってしまえばそれまでだけど、内容があまりに荒唐無稽でお粗末、地峡存亡をかけたサスペンスのはずが、コメディ映画かと思えるほどだった。

 それに中国への露骨なゴマすりストーリーも引っかかる。地球防衛軍の月面防衛基地司令官や準ヒロインの美人パイロットは中国人、そう地球防衛軍は中国とアメリカの連合軍なのである。

 現実世界とのギャップに観ていて白々しくなってくる。今やハリウッドは中国資本に侵略されたのであろうか。それとも巨大中国市場を恐れているのであろうか。最近のハリウッド映画は皆この傾向にある。もしこの映画の3作目があるとすれば、きっと中国国家主席とアメリカ大統領が堅く握手を交わし共に地球防衛の最前線に立向かう場面が挿入されるだろう。

 映画を観終えた後の感想は、中国人女性パイロットがモデルのナナオさん似の凄い美人だった事くらい。女優、北川景子さんの旦那、DAIGOさん風に言うと「K・M・Y」→ 「こんな見なけりゃよかった。」

コメント
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