「山男は雪山で正月を迎えるものだ。」何て若い頃は粋がって、毎年大晦日の夜は寒いテントの中で過ごしたものだが、齢老いた今はそんな元気など勿論無く、最近は至ってありふれたお正月を過ごしている。
今年も元旦は初日の出を拝んだ後、川崎市の義兄宅へ新年のご挨拶に伺い、テレビの実業団ニューイヤー駅伝を眺めつつ豪華なおせち料理をご馳走になった。たらふく飲み食いしてお腹が苦しくなったので、夕方腹ごなしに横浜市鶴見区の緦持寺まで歩いて行ってみた。
横浜市の総持寺の正門
緦持寺は広大な境内を持つ立派なお寺で大勢の人が初詣に訪れていた。私もきちんとお参りしたかったが、本堂前は長蛇の列ができており、列の外から手を合わせて気持ちだけのお参りをした。
初詣客で賑わう境内の屋台
本堂前の参拝の列
2日目の午前中はテレビで箱根駅伝を観戦し、午後は妻と府中市の大國魂神社へ初詣に出掛けた。この神社は武蔵野の国の護り神としてお祀りされた由緒正しい神社だそうで、初詣の人々で溢れかえるような賑わいだった。
大國魂神社参拝客の列(お参りする本殿ははるか先)
我々も参拝の列に並んだが、長い列は遅々として進まずお参りを終えるまで1時間10分も掛ってしまった。でも昨日は仏様、今日は神様と2日続けてお参りしたから、今年は霊験あらたかで間違いなしだろう。
やっと本殿が近づいた。
ここに来るまで1時間以上かかった。
3日目も午前中は箱根駅伝の観戦で、力走するランナーに感化されたか俄然ヤル気が出て、番組を終えた後、気分は駅伝ランナーになったつもりで1時間ばかりジョギングをした。
こんな感じのお正月三が日だったが、終わってみれば駅伝ばかり見ていたような気がする。遅ればせながら今年の抱負は「宝くじで6億円をゲットして、豪華客船で世界中を巡る。」・・・・何てバカげた妄想は考えず、平穏無事に過ごせればハイそれで十分です。