Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

群馬県桐生市、三境山~残馬山ハイキング

2023年03月04日 | 山歩き

3月2日(月)     天気=晴れ

 

08:39三境トンネル登山口→ 08:56~09:05稜線分岐→ 09:38~58三境山→ 10:29~31稜線分岐→ 11:23~52残馬山→ 12:40稜線分岐→ 12:53三境トンネル登山口

 

 群馬県桐生市の北部に聳える三境山や残馬山は、国土地理院2万5千分の一地図に登山道の記載が無い静寂の山々だが、群馬県の山ガイドブックに紹介されていたので、何時か登ってみたいと思っていた。

 早朝我が家を出発し、関越道~北関東道や経由して、太田藪塚インターで高速を降りると、桐生市街地を通り抜け桐生川沿いに狭い山道を遡り、三境林道最高地点の三境トンネル出口に着いたのは朝8時半頃だった。

三境トンネル西側出口

 登山口周辺に積雪は無いが、林道の一部は固く凍結している。トンネル左側の小沢に薄っすらと踏み跡があり、その道を沢沿いに登って行くと20分足らずで三境山と残馬山を繋ぐ稜線の分岐に達した。

小沢を遡る

稜線分岐(←三境山、残馬山→と書かれた小さな標識有り)

 まずは北側の三境山を目指す。最初のピークの西側を巻き気味に登ると、奥に三境山の丸い山容が望めた。尾根沿いに続く踏み跡は薄いが所々目印のテープがあり、それを探しながら登って行く。

手前のピークから望む三境山

 手前の鞍部から三境山へは岩と岩の間を縫うように登り、やがて傾斜が緩んで、稜線分岐から30分余で三境山(1088m)に着いた。疎林に囲まれて樹間越しの展望だが、明るい雰囲気の山頂だった。

岩のゴロゴロした三境山手前の道

三境山山頂

山頂に祀られた小さな祠

 休憩を終えると、山頂を後にして稜線分岐へ戻る。分岐へ戻ると今度は南側の残馬山を目指す。残馬山への道も踏み跡が薄く目印のテープを探しながら進んで行く。

 稜線分岐から987mピークを越えると直ぐに最初の岩場が現れ、右側を巻いて通過する。しばらく進むと2番目の岩場となり、此処も最初は右側を巻いて通過する。その後は歩き易い尾根道になり、稜線分岐から50分余で、残馬山(1108m)に到着した。三境山よりこちらの道の方が、長く険しかった。

最初の岩場は右側を巻く

稜線の樹林帯を進む

残馬山山頂

 疎林に囲まれて展望には恵まれないが緩やかで気持ちの良い山頂だったのでノンビリランチタイムをと思ったが、凍えるような強風に身体が冷えてしまい30分ほどの滞在で山頂を後に下山を始めた。途中の岩場を慎重に降り、残馬山から約1時間で登山口の三境トンネル出口へ戻って来た。

山頂から男体山方面

2番目の岩場を降る(下山時)

登山口へ戻って来た

 車に乗ると三境林道を降って行く。林道の途中で「屋敷山ミツマタ群生地」と書かれた標識があったので、車を降りて見物に立ち寄ってみた。群生地は林道から少し下った所にあり、蕾のような花が白く満開に咲いており中々壮観だった。でも蕾がまだ小さいので、これから本格的に咲くのだろうか。植物に詳しく無いのでそこのところはよくわからない。

ミツマタ群生地

 群生地を後にすると、器量市街を抜け関東平野の一般道をノンビリとドライブしながら我が家へ戻った。今日の山行は地図やガイドブックで予想していたより、ハードな道程だった。しかし誰とも会わぬ静寂の山を妻と二人で歩き通した満足感で、とても気分の良い一日を過ごす事ができました。

 

 

 

 

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