春めいて来た先日の夜、暇つぶしにパソコンでゲームをやっている時だった。何気なく動かした私の左手が、湯飲み茶わんに触れた。アッと言う間も無く茶わんは倒れ、中に入っていたお茶をパソコンのキーボード上にブチ撒いてしまった。
ヤバいと思いすぐにウェスで拭き取ったのだが・・・悪い予感が的中、キーボードをタッチしてもボードの左側部分「A」と「S」それに「Caos Lock」ボタンが全然反応しなくなった。
イヤー参った。キーボードの使えないパソコン何て、ハンドルの無い車みたいなものだ。口惜しい思いでその夜を過ごし、翌日営業開始直後のケーズデンキを訪れた。
できれば富士通の純正品が欲しいと店員さんに話したが、在庫が無くてお取寄せになると言う。それならばと壊れたキーボードを見せ、これと似たものを売って無いかと尋ねた。
他の家電品と同様キーボードの価格も千差万別で、1千円足らずから数万円の物までいろんなメーカーの製品が売られている。「これ何かどうですか?」と店員さんが勧められたのは、ロジクールというメーカーの製品、価格は2400円と安い。一応スイスの会社と謳っているが、この価格からしてメイド・イン何処か東南アジアの国だろう。
とりあえずこれを購入して、我が家へ持ち帰った。しかし安物はやっぱり安物でしかなかった。今まで使っていた富士通製キーボードに比べると、ボタンのタッチ感がすこぶる鈍い。
だから急いで打つとタッチミスが増えて、イライラしてくる。このまま我慢してこのキーボードに慣れるか、それとも見切りをつけて新たなキーボードを買うか、しばらく様子を見る事にします。
・・「お茶かけて、ヤル気無くしたキーボード」・・