Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

「タクシードライバーぐるぐる日記」という本が面白くて2度読み

2024年03月19日 | 読書

 図書館から借りた「タクシードライバーぐるぐる日記」という本を読み始めたら、アレッこの本以前読んだぞ?と気付いたが、面白いのでそのまま一気に読んでしまった。

 この本は元タクシードライバーだった著者の内田正治氏が、自らの体験に基づいて書かれたタクシー業界の実録本です。タクシードライバーになった事情とは?タクシードライバーにはどんな苦労があるのか?タクシー業界のいろいろな内幕が淡々とした筆先で書かれています。

 そしてタクシーに乗るお客さん達も、「始末に負えない酔っ払い」「強面のヤクザ風」「優しい水商売のおネーサン」「乗り逃げする詐欺師野郎」など様々な人物が登場します。

 経営するお店が倒産して50歳の時タクシードライバーになった内田さんは、15年間タクシーの運転手として働き続け、最後は眼の病気で運転ができなくなった為、タクシードライバーを辞めたという事です。

 この本は彼がタクシードライバーとして実際に体験した様々な出来事が書かれているが、悲喜こもごもの人間ドラマがとても面白くて興味深く読む事ができました。この類の実録本は、「交通誘導員よれよれ日記」「派遣添乗員ヘトヘト日記」「非正規介護職員ヨボヨボ日記」など、いろいろ出版されているようなので、機会があったら読んでみたいものです。

 私も以前1年間ほど「遺跡発掘のアルバイト」を経験した事があるので、「遺跡発掘作業員のホレホレ日記」何て表題で書いてみようかと思ったが、文才が無いから止めときます。

コメント
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