Fさんの日々の記録と山歩き

 山歩きが生き甲斐の団塊世代オッサン、ある事無い事日々感ずるままに綴っていこうと思います。

二本松市や裏磐梯高原の観光巡り

2022年09月01日 | 旅行

8月30日(火)

 

 安達太良サービスエリア車中泊の夜、深夜から降り始めた雨は朝になっても止まず、福島県中通り地方には大雨注意報まで出ている。雨の中を登山するほど酔狂でも無いので、安達太良山は諦め観光巡りに切り替える。

 最初に向かったのは二本松市街地、二本松駅で情報収集して、街のシンボルである二本松城址へ行ってみた。二本松城は小高い山の上に築かれ、堂々たる石垣が残された本丸からの眺めの良いお城です。城下には今年の4月にオープンした「にほんまつ城報館(入館料大人200円)」という歴史資料館があり、二本松市の歴史を分り易く知る事ができました。

二本松駅

二本松城の城門

官軍と戦った二本松藩少年隊の像

山の上の本丸城址

本丸から城下の眺め

にほんまつ城報館

 その後、吾妻連峰の火山「吾妻小富士」を見物しようと思っていたが、山中の磐梯吾妻スカイラインに入ると深い霧で運転するのが嫌になり、山を降って猪苗代湖の方へ車を走らせた。

磐梯吾妻スカイライン手前の道の駅土湯

 猪苗代町の国道115号沿いに「ふじ田」という古民家風造りの蕎麦店があったので、此処で昼を食べた。妻は「あげ餅とみょうが蕎麦¥850円」、私は「ぶっかけ蕎麦¥850円」を注文したが、いずれも実に美味しくて、良い店に入ったなと嬉しくなりました。

猪苗代町の蕎麦店「ふじ田」

お店の隣に広がる蕎麦畑

 猪苗代湖近くの「道の駅猪苗代」でしばらく休に、宿泊先の「休暇村裏磐梯」へ向かう。山と森、湖が美しい裏磐梯高原の自然の中に休暇村裏磐梯は建っています。窓から磐梯山を望めるけれど、残念ながら今日は雨雲の中に隠れています。

休暇村裏磐梯(左の三角屋根が天文台)

裏磐梯の湖では一番大きな桧原湖

休暇村近くのレンゲ沼

沼巡りの探勝路

中瀬沼

 この宿には天文台を併設されており、夕食後に「星空観望」イベントが開催される事になっていた。しかし天気が悪く星を見る事ができないので、代わりに「東北大震災」に関わる講話があった。私は天文台の中を見学したかったので、講話終了後に見物できないか講師の方に尋ねたら「いいですよ」と快諾され、天文台の鍵を開けて中へ案内してくれた。

天文台のタカハシ製15センチ屈折望遠鏡席道義

 天文ドームの中では、タカハシ製15センチ屈折望遠鏡が鎮座して虚空を睨んでいた。接続したビデオ装置には数多くの天体写真が記録されており、講師の方が懇切丁寧にマンツーマンで説明してくれた。今日の観光巡りの中では、この時間が私にとって一番有意義な一時でありました。

コメント
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