透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

「まんまる新聞」の「散歩道」から

2014-06-05 18:51:25 | 日記

晴れ。最低気温14.9℃、最高気温24.2℃。

昨日とは異なり、暑さはひと段落し、吹き渡る風も涼しげだった。夏休み気分を一掃しつつ、職場へ所用で顔を出す。

第23回YOSAKOIソーラン祭りが4日から始まった。8日がラストステージとなる。北海道神宮境内内では「初夏祭」が6日から8日まで、札幌まつりが6月14日から16日までと夏休み気分から立ち直る間もなくお祭り気分がこの周辺地域を覆いそうだ。

これらの情報はミニコミ紙の「週刊 まんまる新聞」からなのだが、この新聞の「散歩道」というコラムは担当者の見識と文才が立ちあがってくる逸品だ。6月6日発行のこの度の文章も凄かった。

全文のおよそ3分の1に当たる末尾を引用する。「人間というよく深い生き物がその欲望を際限もなく追い求める時、幸福とか平和という概念とは正反対の、悲惨な軋轢(あつれき)が生まれる。その欲望の犠牲になってしまう人々が出るためだ。戦争・原発に共通するのは、違う方法があるはずなのに、自らの欲望のためだけにあえて他者の犠牲を強いて平然とする人間もまたいるということなのだろう。原発の被害を受けるのは中央ではなく地方だ。戦争で人を傷付け殺し殺されるのは、権力の上にある人間ではなくわれわれ民草だ。だまされまいと思う。」 同感だ。                                                                       

                                      《ふれあいコース》

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