透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

『銀河鉄道の夜』から「重力波の観測」へ(卓上四季にて)

2016-02-13 21:23:34 | 日記

晴れ時々曇り時々雨。最低気温2.3℃、最高気温4.8℃(江別)。  最低気温-5.4℃、最高気温8.1℃(生田原)。

生田原では低気圧に伴って暖気が入り込んだ影響か、最高気温がプラス8.1℃と高くなり、午後からは雪ではなく雨が降ってきました。

北海道で2月に雨が降るのは、そう珍しいことではないのですが、心配はこの後に気温が下がってアイスバーンになることなのです。ツルツル路面のスケートリンク状態になると、車はスリップしやすくなり、歩く場合は重心を下にしながらペンギン歩きになり、倍の時間がかかるのです。と、これは地球上のこの辺りの話です。

北海道新聞の「卓上四季」では宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』の一節を引き、国際チームが重力波の観測に初めて成功したことを取り上げていました。アインシュタインが100年前に予言した重力波というものの存在がこれで証明されたということなのでしょう。それは13億光年も離れたところで発生した波を捉えることができたということらしいのですが、壮大すぎて、想像することさえ無理な感じです。

それにしても、100年前に予言した人がいたということも、それを受けて観測し続け、キャッチしたということも凄いことだなと思いました。宇宙は謎に満ち満ちていて、だから惹きつけられる面もあるのでしょう。

そういえば、賢治の作品にも同じことが言えるような気がしました。

    

 

コメント
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