透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

『障がいを越えて、思いを伝え合うために』と題する講演へ

2019-02-17 19:30:43 | 日記

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江別市手話言語条例制定記念講演会へ。『障がいを越えて、思いを伝え合うために』と題しての講演で、講師は早瀬憲太郎氏でした。

早瀬憲太郎氏については、以前、NHK教育テレビで見たことがあったのですが、それ以上の情報は持ち合わせていませんでした。

この度の講演では早瀬氏の手話を女性の方が音声で同時通訳し、ステージ向かって右手のスクリーンでは要約筆記が映し出されました。

音声通訳のお蔭で、早瀬氏のユーモアを交えた表情豊かな手話の内容をスムーズに理解することができたように思います。

障がいを越えて思いを伝え合うためには、諦めないことだとのメッセージが強く心に響きました。その諦めない姿勢は健常者にとっても大切なことだと思います。伝えたい思いが相手に届かないことは健常者間であってもありえることで、それでも思いを伝えたいのならば、言葉を尽くして伝え続けることなのだろうと。

忘れかけていた大切なことに気づかされた講演でした。

江別市で手話言語条例が制定されたことは、誰にとっても住みやすい街づくりの一助となる意義深い取り組みだと思います。

コメント
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