透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

「一戸玲子の貼り絵展」へ

2020-09-06 21:49:46 | 日記

晴れ。最低気温20.4℃、最高気温26.4℃。

製作中の一戸玲子氏

食事&喫茶「グリルやまいち」

ロケに使われた喫茶「駅舎」の店構えがそのまま残してありました。

 「砂川市地域交流センターゆう」のロビーにて開催の「一戸玲子の貼り絵展」へ出かけてきました。

 昨夕のテレビで放映されていたのがきっかけです。一戸さんは13年前、68歳の時に突然、病に襲われ、右半身が不自由になりました。そのリハビリも兼ねて始めたことの一つが貼り絵です。製作中だったにもかかわらず、一戸さんは口と左手を動かしながら気さくにお話をしてくれました。製作中の写真撮影もOK。イヤリングをつけ、お洒落で粋な姿に先ずは魅せられ、竹を割ったような語り口についあれこれ伺うことに。

 当時のことを振り返って、「泣いてばかりいたよ。相田みつをさんの本なんかを読んだね。」などなど。

 夢をかなえて個展を開くまでの道のりは平たんではなかったことだけは確かだろうと思います。

 「人生は一度きりだから、明るくいたいの」との言葉にはっとさせられ、「なんでもできないと思わず、やってみることね。」と帰り際に言って下さったことが印象に残っています。

 明るく、メリハリのある色彩の作品が多く、一戸さんにもお会いでき、嬉しいひとときとなりました。コロナ禍で先行きを見失いそうな中だったので、なおのことパワーを頂けた気がしています。

 さて、ランチタイムは駅近くの「グリルやまいち」にてナポリタンを。このお店は倉本聰さんの「昨日、悲別で」のロケ地として使われたそうで、壁には倉本聰さんを始め出演者のサインが貼ってありました。ドラマでは喫茶「駅舎」として登場。現在91歳の店主さんに当時のお話を伺いながら、撮影に使われたという席でランチを楽しんできました。

 夕方は野幌森林公園の夕暮れを眺めて、本日のまとめとします。

 ここまで、お付き合いくださった皆様、ありがとうございます。皆様にとって明日も(は)良い一日となりますように。

コメント
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