透明な気圏の中から

日々の生活の中で感じたこと、好きな作家についての思いなどを書いてみたいと思います。

襟裳岬へ

2020-09-29 23:12:31 | 日記

晴れ。最低気温5.5℃、最高気温22.9℃。

釧路から襟裳岬へ。

風の館のらせん階段を上り切って表に出ると、すぐそこに襟裳岬の表示板が見えました。この岬は風速10m/sの風が年間260日以上もあることから「風極の地」と呼ばれるほどの日本屈指の強風地帯だそうです。

前回訪れた時は風の強さと寒さに凍えそうでしたが、この度は20℃の気温と日差しに助けられ、強風でも暖かく感じられました。

襟裳岬の先端に立つ襟裳岬灯台は「日本の灯台50選」に選ばれている白亜の大型灯台。この一帯は海の難所といわれ、暖流と寒流がぶつかりあって発生する海霧が年間100日に及ぶそうです。ここを航行する漁船や貨物船にとって灯台の灯りは心強い存在であり続けるのでしょう。

強い風に吹かれるまま、岬の遊歩道を散策。白い雲がふんわり浮かぶ空はもう秋の風情です。森進一さんの歌声が風に乗って切れ切れに運ばれてきました。

「えりもの春は 何もない春です・・・・・」

コメント
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