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北海道新聞(2020年9月10日付)に私の故郷である網走市卯原内の能取湖畔に生育する「アッケシソウ」、通称「サンゴソウ」の群落が見頃を迎え、赤いじゅうたんを敷き詰めたようだとの記事が掲載されていました。
「アッケシソウ」は塩分の多い湿地帯に生える高さ15㌢から25㌢の一年草。環境省が絶滅危惧種に指定しているとのこと。真っ赤に紅葉した姿がサンゴに似ているため「サンゴソウ」とも。卯原内の群落地は約4㌶で、国内最大級なのだそうです。
子どもの頃はもっぱら「サンゴソウ」と呼んでいました。青い空と湖、湖畔を赤く彩る「サンゴソウ」が織りなす風景は美しく、今も懐かしく思い出されます。
今から3年前の2017年9月5日に撮影した能取湖畔のサンゴソウです。この頃は地元の関係者の方々が弱っていたサンゴソウ群落を復活させようと奮闘している最中でした。
新聞掲載の写真を見る限り、その頑張りが実を結びつつあるようです。生まれ故郷の卯原内のサンゴソウ群落が美しい姿を留めているのを見るのは嬉しく、有難いことに思えました。
2017年9月5日撮影