雪時々晴れ。最低気温−7.1℃、最高気温−2.6℃。
北海道の米作りを辿れば、元禄5(1692 )年、吉田作右衛門が道南地方北斗で開田したという記録に行き着きそうです。
けれども、実質的に北海道でお米の栽培が始まったのは1873(明治6)年、札幌郡島松村の中山久蔵氏が赤毛という品種で米作りに成功したことからと言われています。それから今に至るまで、寒冷地での米作りは一筋縄ではいかない苦労の連続だったことでしょう。農家の方や関係者の皆さんのたゆまぬ努力のたまものと改めて思います。
特別純米酒「瑞穂のしずく」の主原料となる酒造好適米「彗星」は、化学肥料や化学薬品をなるべく使わず、土づくりからの栽培に取り組んでいるとのこと。
こうした地元産のお米を使ったお酒「瑞穂のしずく」は、栗山町の小林酒造株式会社が製造元で、先日、訪ねてきたこともあり馴染み深く思えます。香り高く芳醇でさっぱりとした味に、北海道の厳しい寒さと雪や氷のイメージが重なりました。
瑞穂のしずく
石狩川と原始林に囲まれた緑豊かな石狩平野で育まれ、「エコファーマー」が精根を込めて育てた江別産酒造好適米「彗星」から生まれた地酒です。やわらかくて、やや辛口の上品な味をご堪能下さい。
*「エコファーマー」とは、都道府県知事から認定を受けた「土づくり・減化学肥料・減化学農薬」の3つの技術に一体的に取り組む農業者のことをいいます。
~化粧箱の裏面より~